2013年8月度頒布会ワインレポート1/3 「ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャルL 2009年」

8月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 2009年

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。
今回は、フルーティーな香りが印象的な白ワイン、 ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 2009年
をご紹介いたします。

頒布会8月 キュヴェ・スペシャル L

Vignobles Latorse Cuvée Spéciale L 2009
ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 2009年


ボルドーAOC
ソーヴィニョン・ブラン:60% セミヨン:40%
白ワイン・辛口・ミディアムボディ


外観
輝きあるレモン・イエロー。 黄色味が比較的強くでている事から、樽で熟成させたワインだと予想できます。


香り
グラスを回す前から香りが立ち上ってきます、しっかりと香りを持ったワインです。

フルーツの香りですが、ワインの色合いに似て色の濃いフルーツ・・・アプリコット、パイナップル、黄桃、マンゴー・・・さらに2~3分すると温度も上がり、樽由来のバニラの香り、メロンのような香り、花の蜜のような甘い香りも感じられます。


味わい
ややふくよかな口当たり、酸味とのバランスがうまくとれています。意識を集中しないと酸味は強く感じないと思います。

このあたりがワインのバランスが良い証です。果実味の甘さの後にコクのある果実味、樽の風味の甘旨さが口の中に広がります。その甘旨さを優しくもしっかりとした苦味が支えています。

また、ミネラルとしての塩味のような感覚もしっかりと持っています。普通に飲んでいるとあまり気になりませんが、口先に留めてみると舌先で「酸っぱさ」と「塩っぱさ」を同時に感じる事が出来るのではないでしょうか。

この味わいがベースにあるワインは、レモンや塩をかけて食べる料理との相性もバッチリですし、何より食欲増進にもってこいです。適度な酸と塩気は、自然と食欲をそそるだけでなく、料理に加える事で人間の味覚上、味に深みが増して美味しいと感じるそうです。

余韻はおよそ7秒、中程度の余韻をもっています。余韻の風味はややスパイシーで、喉越しにほのかな熱さが感じられます。鼻へすっとハーブのような爽やかな戻り香が抜けていく・・・いろいろな味わい、表情を感じられるワインです。

てんぷらやタコの唐揚、バンバンジー、白身魚のカルパッチョ、テリーヌ、魚介のムニエル、スモーク・チーズ、ロースト・ポークなどとの相性がオススメです。



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