2014年9月度頒布会テイスティングレポート 2/3 【シャトー・ラ・ジョンカード・白ラベル 2011年】

9月度 頒布会ワイン・レポート2/3
「シャトー・ラ・ジョンカード・白ラベル 2011年」

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は、シャトー・ラ・ジョンカード・白ラベル2011年をご紹介します。



シャトー・ラ・ジョンカード・白ラベル2011年


ボルドーAOC
メルロー:80%
カベルネ・ソーヴィニョン:20%



シャトー・ラ・ジョンカード・白ラベル


樹齢25-35年の若木から、取れたブドウを使用。

凝縮した果実からの味わいを早くから楽しめるワイン。ワインをのみつけていなかった方もご満足。しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口


【外観】
エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。透明感は少ない。


【香り】
開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。華やかな果実香が心地良く広がります。

グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、
ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。


【味わい】
果実味が豊富で、若々しい果実の酸味が心地良く、全体のバランスをスマートに引締めています。どっしりとしたコクのあるタイプというよりは、この酸味と渋味のスムーズな口当たりが、特徴的なタイプです。

ただし、あくまでもこれはボルドーの赤ワインの中では、そういうタイプという話。

ブルゴーニュや他国のワインも含めた、世間一般のカテゴリーで言うと正真正銘のフルボディの辛口にあたります。

タンニンはまだ若干荒いですが、若いうちからしなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける一本です。




【料理】
濃縮した味わいのワインにば、それに負けない濃厚な味わいの料理がお薦めです。

レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りのトマトソースパスタ、ビーフシチュー、ペッパーステーキなどの牛肉料理も。

焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、スパイスを使ったコクのあるソースの料理、スペアリブなどのグリル、子羊など脂味が多い肉料理など最適です。

⇒メルマガ登録はこちら