2023年5月度 頒布会ワイン・レポート 2/3

2023年5月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
「シャトー・ビュイソン ルドン 2016年」
「サンギュリエ・マルベック2019年」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は「シャトー・ビュイソン・ルドン2016年」「サンギュリエ・マルベック2019年」のテイスティングレポートをお届けします。

シャトー・ビュイソン ルドン 2016年
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:60% カベルネ・フラン:40%
シャトー・ラ・ビュイソン ルドン2016年

Wine enthusiast のジャーナリスト、ワイン評論家ロジャー・ボスはこのワインに88ポイントの高評価!

伝統的なボルドーのワイン醸造技術を駆使し、オーク樽で熟成させ、このワインに滑らかさと優雅さをもたらせています。

豊かなタンニンに加え、濃密な黒プラムのフレーバーとジューシーな酸味を持つ木樽熟成ワインです。

ワインのスパイシーさと酸味、渋味がしっかりとして果実味を表現しています。

外観

ミディアムガーネットレッド

香り

心地よいシナモンとナツメグの香りがします。

まろやかなプラムの香りが鼻腔を抜けていきます。

味わい

ミディアムボディで、丸みのある暖かい果実味と、後味はビロードのような質感。

柔らかく落ち着いた味わいのボルドーワイン。タンニンは穏やかに感じます。

ほんの少しオーク樽熟成を感じ、フレッシュで甘いスグリの味わいが素敵な優雅さをもたらせています。

細やかなタンニンとミネラルのフレッシュさが口いっぱいに広がります。

料理

赤身の肉、赤身の肉のグリル、ローストした肉、焼き肉、チーズフォンデュ、シチュー、豚肉、羊肉、牛肉

シャトー・ラ・ビュイソン ルドン2016年


サンギュリエ・マルベック2019年

サンギュリエ・マルベック2019年

ボルドーAOC
マルベック100%

個性的な品種のマルベック、果皮が厚く「黒ワイン」と呼ばれるほど色が濃く、タンニンも豊富。

他の品種に比べてポリフェノールの含有量がとりわけ多い。

マルベック全体の90%はアルゼンチン産ですが、こちらはボルドー産となります。

生産者はボルドーでも10本の指に入る広大な敷地を持ち、世界的な醸造アドバイスの権威、ミシェル・ローラン氏が監修(1986-94年)したシャトー。

外観

濃厚な色調、しっかりとした濃い色合いはマルベックの特徴です。

香り

ブルーベリーの香り、ヴァイオレットの香り

味わい

ミディアムボディ、しっかりとしたタンニン。

心地よい甘みがあり、強めの酸味。果実味がしっかりと濃厚に感じられ、凝縮感もあるが、肉厚でジューシーさを感じます。

料理

鴨などのジビエ、牛肉、煮込み料理
サンギュリエ・マルベック