古いワインによくあることなのですが長い年月の間にコルクが劣化している場合があります。
きれいに抜栓できず、ボトルネックにコルクの一部が残ってしまった場合は無理に取り出さず、残ったコルクをボトルの中に押し込んでワインの中に落としてしまってください。
コルクのかけらが混ざったワインはコーヒーフィルタで濾して漏斗などを使い別の瓶(デキャンタなど)に移し替えていただければ問題なく召し上がっていただけます。
また、写真のような栓抜きがあります。
まず長い方をコルクの端に突っ込み、そして短い方も突っ込みます。そしてあまり強く押し込まずにゆっくりと押し込みます。
一度奥まで入れたらゆっくり回しながら引き抜いていくと上手く抜く事ができます。上記のような栓抜きの代用として、細い2本のナイフを使って引き抜く事もできます。
下記の動画にてご覧頂くことも可能です。
また、古いワインは召し上がる一週間ほど前にボトルを立てておいていただければ澱(おり)も沈殿しより美味しく召し上がっていただけるかと存じます。