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クリスマスはボルドーワインって、高級ワインばかりじゃないか!

ワインセレブがクリスマスに飲むワイン

リニューアルした英国のワイン雑誌「デカンター」が、ワイン業界の有名人50人がクリスマスに飲むワインを特集している。シャンパーニュは少なく、ボルドーがやはり大勢を占め、ローヌが意外に多かった。

シャンパーニュで目立つのは、オーストラリア・ペンフォールズのワインメーカー、ピーター・ゲイゴの「サロン 1997」と英国の俳優ジュリアン・サンズの「ドン・ペリニヨン 1990」くらいだ。

ボルドーは生産者から広く人気がある。シャトー・オー・バイイの支配人ヴェロニク・サンダースは「ラトゥール 1982」で、ピション・ラランドも所有するルイ・ロデレールのフレデリック・ルゾー社長は「カロン・セギュール 2000」。シャトー・アンジュリスのユベール・ド・ブアールは「テルトル・ロートブッフ 1989」、アルゼンチンのカテナ・ザパタ社長のニコラ・カテナは「ラフィット・ロートシルト 1990」、スペイン・リベラ・デル・ドゥエロのピングスのピーター・シセックは「ランゴア・バルトン 1995」をあげている。世界最優秀ソムリエのアンドレア・ラルソンは「オー・ブリオン 1985」。

意外な人気はローヌ。米国のマスター・ソムリエ、ラリー・ストーンはポール・ジャブレ「エルミタージュ・ラ・シャペル 1989」、3つ星シェフのダニエール・ブールはアンリ・ボノー「シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ド・セレスティン 1998」、ロンドンの1つ星シェフ、トム・エイキンスがシャーヴ「エルミタージュ 1983」をあげた。

料理人に人気が高い。自分の出身国、産地にこだわる傾向は強い。スペイン・プリオラートのアルバロ・パラシオスはリオハのR・ロペス・デ・エレディア「ヴィーニャ・ボスコニア・グラン・レゼルヴァ 1954」、世界最優秀ソムリエで、パリで1つ星レストランを営むイタリア人のエンリコ・ベルナルドはガイヤ「バルバレスコ 1990」をあげた。
(2010年12月13日 読売新聞)

やっぱり、セレブ?は違う。 有名ワインばっかりです。

確かに美味しいでしょうけど。 我々庶民派には、高嶺の花。 もう、ホントに御祝い!めでたい!てな時に飲むようなワインばかり。 ウン万円するものですからね。

言うまでもないですが、当店主力のボルドーワインは そこまで高くありませんので、どうぞ、お気軽に、お買い求めくださいね。

でも、ボルドーが人気あるというのは、面白い傾向です。 対抗意識が強い、ブルゴーニュについては、何も触れてませんけど。 詳しく内容を見てみたいですね。

ボルドー シャトー の大試飲会!行って来ました!

ひさびさの試飲会。 行って来ました。午後の1時から。

かなりの数のシャトーがありましたが、全部ではなく、30くらいを廻ってみました。

気になったのが、シャトー・レオヴィル・ポワフェレ

はっきりと味に深みがありました。 あとは、シャトー・ラスコンブ。ここも味わい深さがあります。

それと、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド  ここもさすがの味わいです。

全て2007年でしたが、まだその本来の姿を表せてない感じがありましたが、上の3つは、すでに、異彩をはなってました。

約1時間という限られた時間でしたので、全部廻りきれませんでしたが、 他にも、美味しい物はあるはず・・・ それは、次の機会にしたいとおもいます。 今日はただの感想になってしまいました。

フォアグラ受難の時期・・・

フランスのフォワ・グラの販売が増加

フランスのフォワ・グラの販売が増加している。

フランス食品振興会が伝えるフォワ・グラ生産者委員会の発表によると、今年初めからの販売量は19%増の1869トンとなった。

海外も好調で、 1~6月まで、生と加工品の輸出がそれぞれ17%、11%増加したという。

委員会によると、世界のフォワ・グラ生産の75%はフランスが占めている。輸出先の80%は欧州とスイスで、残りの20%は日本を中心とするアジアと中東、ロシアだ。
(2010年11月30日 読売新聞)

ある程度のレストランになると クリスマス・メニューなるものが、そろそろお目見えする。

そこで、登場するのがフォア・グラ。 おそらく、日本で一番消費される時期は、この時期だと思います。

大抵のところで、フォアグラを使ったメニューが出てきます。まぁ、それで、豪華に見せて、高額なメニューにするということなんですが。

コースの前菜に組み込まれることもあり、このタイミングに併せて、貴腐ワインやデザートワインをグラスで提供した覚えがあります。

でも、これやっちゃうと、結構お腹に応えるらしいんですよね。 なかなか、美味しい組み合わせなんですが、その供し方、食べ方もちょっと厄介なんです。

このニュースを見てちょっとそんなことを思い出しました。

ムートン、お前もか!

ムートン08も中国を意識、中国人芸術家を起用

ボルドー格付け1級のシャトー・ムートン・ロートシルトは、2008年のアーティスト・ラベルに、中国の現代芸術家、徐累氏を起用した。

徐累氏は1963年生まれ。北京の重要な現代美術館「今日美術館」のアートディレクターを務める。中国伝統絵画と西洋のモダニズムを融合した作風で知られる。ラベルには、シャトーのシンボルである羊が優美な岩の上に立つ姿が描かれている。

シャトーの発表によると、この羊によって、偉大なワインが人々と文化をつなぎ、球の半球から半球を結ぶ「地球のワイン」の役割を果たすことを表現したという

アーティストラベルは1945年から導入され、80年代以降はオーナーのバロネス・フィリピーヌ・ド・ロートシルトさんが、採用するアーティストを決めている。中国人アーティストは96年の書家グ・ガン以来となる。ムートンと競い合う1級のラフィット・ロートシルト 08年が、中国市場を意識した「八」という文字をプリントしたボトルを発表し、ムートンも中国人アーティストを採用するのではという推測が流れていた。

ラフィットは、香港・中国の富裕層から、贈り物や接待の需要が高く、ボルドー1級シャトーの中でも群を抜く高値で取り引きされている。08年は中国で縁起の良い「八」をフィーチャーしたことで、大きく値上がりした。ムートン08も来年には輸入・発売されるが、価格上昇が予想される。

ムートンによると、08年は9月の最初の2週間が日照不足だったが、14日~20日が小春日和に恵まれ、ブドウは熟し、10月2日~15日に収穫が行われた。

ワインは濃い色合いで、赤い果実、ブラックベリー、黒スグリがスミレ、杉の香りと調和。力強い味わいで、シルキーでクリーミィなタンニンにあふれるという。
(2010年12月1日 読売新聞)

やっぱりね。 これは予想してましたし。

あまり不思議ではないかなと。

ただ、タイミングが、ラフィットと立て続けなのは、どうなんでしょうか。

1985年が、かすむほど古いワインが海底で発見

難破船から発見のシャンパーニュ、ヴーヴ・ク●コ製と判明

今年7月にフィンランド沖のバルト海底の難破船から発見されたシャンパーニュは、ヴーヴ・ク●コ製と判明した。ヴーヴ・ク●コのリコルク専門家や歴史担当者が、コルクなどから分析し、3本はヴーヴ・ク●コ製と発表した。19世紀前半と見られる。

スウェーデンの評論家リシャール・ジューランによると、驚くほどフレッシュで、ラインガウのアウスレーゼを連想させ、ブリー・ド・モーに似た香りがあるという。今回のボトルは、スウェーデン人ダイバーが、55メートルの海底に沈んでいた難破船から発見した。

ボトルにはラベルがないが、コルクにヴーヴ・ク●コ製品であることを示すイカリのマークが刻印されていた。

海底は日光が届かず、水温が低く、水圧のある条件が保存に向いているとされる。オークションで高値をつける可能性がある。現存する最古のシャンパーニュはペリエ・ジュエ本社のセラーにある1825年とされている。
(2010年11月24日 読売新聞)

ふ、古い 古すぎます。

ざっと 185年前。あのボルドーのシャトーの格付け前の話。

美味しいみたいに書いてあるけど、飲んだんですかね。

ワインの古酒といえども、飲むのに勇気が必要になってくる感じするんですけど。

オークションの話があがっていますけど、いったいいくらになることやら。

感嘆とやっかみの気持ちが、入り混じるニュースです。

好調でなかったのか!シャンパーニュ。

パイパー・&シャルル・エドシック売却へ

コニャックのレミー・マルタンで知られるフランスの飲料企業「レミー・コワントロー」が、シャンパーニュ部門のパイパー・エドシックとシャルル・エドシックを売却する。大手金融機関のクレディ・アグリコールを通じて、購入する企業を募っている。

ディアジオやペルノ・リカールの名前が挙がっている。両社はコニャック部門に比べると、業績不振が続いていた。

人員削減などの対策を講じたが、金融危機以降の不振を解消できなかったと見られる。景気と飲み手の感情に左右されるシャンパーニュは、2010年に入って売り上げが増えているが、本格回復にはいたっていない。

ブドウの収穫から、一定の瓶詰め期間を経て、現金を回収するまでに時間がかかるため、資本力と体力が求められる。 (2010年11月29日 読売新聞)

以前にもこのブログ欄で書いたとおり、エドシック(エイドシックと呼んでましたが)は、思い入れのあるシャンパーニュです。

これが、売られてしまうとは。これまたさびしい。

しかも、ディアジオなど超大企業へだと、何か抵抗を感じます。

シャンパーニュは、日本でも、とにかく取り扱い業者がころころ変わるので。

もちろん、いずれもメゾンというほどの巨大シャンパンメーカーの話です。

それにしても、シャンパーニュを作って、売り続けるのは やはり大変なんですね。

世界中の誰よりきっと 熱い夢みてたから・・・ずっと飲んでいてほしい 季節を超えていつでも

10年ボジョレー・ヌーヴォー、生産量は4150万本

2010年のボジョレー・ヌーヴォーの生産量は4150万本に達する見込みだ。

ボジョレー委員会によると、前年の26万6000ヘクトリットルに比べて、今年は28万ヘクトリットル。ヌーヴォーはボージョレの収穫量の3分の1に当たる。

輸出量は1500万本で、そのうち600万本の日本がトップシェアを占める。米国が230万本でこれに続き、ドイツが130万本で3番目になる。
(2010年11月22日 読売新聞)

いやいや、何とも、あらためて数字でみるとすごいですね。

日本のボジョレー・ヌーヴォー。

ニッポンの秋。ヌーヴォーの秋。

とでもいいましょうか。日本の成人1人が年間にワインを飲む量は、まだ2リットルに入ってないはず。アメリカやドイツの方が、断然飲む量が多い、おそらく倍以上。

なのに、ボジョレー・ヌーヴォーは 3倍 4倍の量。

しかも、世界で一番の輸入量。

あれから、1週間がすぎたのですが、皆さん変わらず飲んでいるんでしょうか。

コンビニの店頭にも、まだ並んでいましたね。昨日の話ですが。

低価格路線になったボジョレー・ヌーヴォーは、来年も賑やかになりそうですね。

スーザン・ボイルと熟成ワインの表現

スーザン・ボイルと熟成ワインの表現

先日、たまたま、あのスーザン・ボイルを、改めて観る(聴く)機会がありました。

一度限りの歌が、大勢の人に与える影響の大きさについて考えさせられました。

特に、偏見と実際のギャップの大きさの衝撃について、よく、描かれている気がします。

一方で、音楽の力はすごいなぁと感じました。芸術となりうる面は、そういう所にあるのかも知れません。

そう、ワインも芸術的な側面を持っています。そう信じています。人々を、魅了する何かが、はっきりと存在します。特に熟成ワインにおいて。

でも、このワインというものは、音楽や、映画や、絵画のように、一度に大勢の人に対して、その魅力をアピールすることは、できないものなんです。

熟成という、時の産物、偶然と必然の賜物、その魅力を享受することができるのは、ほんとうに、一握りの人達だけ。

どんなに、メディアが発達しても、このワインの素晴らしさを、伝えることは難しい。

だからこそ、熟成ワインの素晴らしさが、多くの人々に伝わっていない。

それゆえ、ワインの独特の世界観があるのかもしれませんね。熟成ワインがなぜ高くなるかを、メルマガの「ボジョレーの真実」に書きました。

実際、熟成ワインの存在が、非常に貴重なものなんです。市場に出回った瞬間から、ワインは飲まれるためのもの。

どんどん、減っていきます。買われて、飲まれて。

そう、どんな、グレート・ヴィンテージといえども、市場原理からは逃れられず、少なくなっていくのです

ですから、20年、30年ましてや、それ以上のワインにめぐり合うことがあれば、これ、感謝しなければなりません。

また、そのワインが、飲める状態であれば、本当にラッキーであったと思わなければなりません。

そして、その熟成ワインが、美味しかったならば、幸せに触れたこと、そのことを認識し、多くの人に伝えなければならない気がします。そう、感じています。

先日も、ワインの表現が難しいと言いました。飾られ造られた、言葉よりも、「思いもかけない幸せ」に出会った人の表情こそ、その魅力が表現されているのかも知れません。

あの予選の時のスーザン・ボイルの歌を聴いた審査員を含めた人々の表情、驚きの声に、そんなことを感じました。

熟成ワインの表現は、難しいです・・・

熟成ワインの表現は、難しいです・・・

赤ワインの美味しさは、熟成にあり!といってはいるのですが。

1975年1985年のワインの美味しさを、文章に表現するのは、難しいですね。

ぬくもりを感じさせる、オレンジ色のエッジのベールに、包まれた、透明感にまばゆさを湛えた紅色。

人間の欲求に訴えかける色合いなのかも知れません。

あの、何とも言いがたい、独特の芳香。辺りに漂う、複雑で、時に甘さを感じさせる、華やかな香り。

厚みをたもちながらもなめらかで、とろりとした口当たり。

果実味なのか、旨みなのか、はたまた、渋味が果実味の成分の網目の中に見事に入り込んださまは、たゆらいながら変化をとげる至極の液体。

飲み終わると、今まで存在したはずの舌上の幸福がはかなく、幻のように姿を消えた瞬間に、 奥から呼び起こされる、かすかに熱さをともう、余韻がさらなる心地よさをかんじさせてくれる。

なーんて、 いろいろ、書き並べても、きっと、熟成ワインを、一度も飲んだことがないひとには、想像がつかないでしょうね。

一度でも、熟成ワインの美味しさを味わったことがある人なら、あぁ、あの感じか、なんて、思い出してくれるかもしれないですけど。

分析を交えてテイスティングだけでは、ホントの美味しさって、伝わらないですかね。

ま、とにかく、何かに例えて、表現していきたいと思います。これも、日々、勉強です!

ワイン造りに必要なものは、ロマンか?資金か?

ナパのワイナリーが経営破たん

カリフォルニア・ナパヴァレーのコ○ンティーノ・ワイナリーが、経営破たんした。

ミッチ・コセンティーノが1980年にモデストで創業し、90年にヨーントヴィルにワイナリーを建造した。ナパのコ○ンティーノとローダイに本拠を置くクリスタル・ヴァレー・セラーズの2つのブランドを有し、ボルドー・ブレンド、ジンファンデルなどで知られた。

事業拡大のため、ロンドンの株式市場に株を公開したが、資金調達に失敗し、多額の負債を抱えた。ブドウ栽培農家への支払いが滞り、カリフォルニア州の農業行政当局からブドウの購入停止を命じられたという。
(2010年11月18日 読売新聞)

さびしいニュースです。

 どこの国といえども、ワイン造りをしているところが、ワインをつくらなくなる。ワインつくりって、家業でなければ、なにか、ロマンだったり、夢だったりする感じがするんですよね。

きっと、最初、いいワインをつくって、カリフォルニア中を、いやアメリカ中、はたまた世界を驚かせるんだなんて思っていたかもしれないですよね。

でも、実際はそうではない。

長く造りつづけること、これは大変なことです。始まりから苦労の連続のはず。世知辛いところでいえば、まさに資金面。

今日解禁のボジョレー・ヌーボーはワインを造って、すぐに売上金を回収できますけど、普通の赤ワインなどはそうはいきません。

樽で寝かせている間は、売上が入ってこないわけですから。2年3年寝かせてから出荷するようなタイプのワインだと、それはもう大変。

その間にも、ブドウを育て、また新しいワインを造っていく。自然環境とにらめっこ、いや、共存しながら。そう、ワインつくりは、理想や夢だけではできないんです。ビジネスなんですよね。

でも、出来上がったワイン、特に小さな造り手のワインに、理想やロマンを追い求めてしまうのは、なぜなんでしょうか。

ぽん!ポン!スパークリングワインの宿命を変えるのは・・

スパークリングワイン用の代替栓が開発

オーストラリアでワイン栓を手がけるメーカー「ゾルク」がスパークリング・ワイン用のポリエチレン製の栓を開発し、オーストラリアやニュージーランドのワイン生産者が、採用に向けて実験を進めている。

スクリューキャップのような使いやすさがありながら、天然コルクのように抜栓時に音がする。

数日間は中身をフレッシュに保てるという。大手のコンステレーション・ブランズ・オーストラリアを含む生産者が実験に参加している。
(2009年5月26日 読売新聞)

こちらもすこし前の話題です。

レストランをも悩ませる、スパークリング・ワインの飲み残し。

確かに、翌日とでは、炭酸ガスの量が違います。

上の記事、写真などないので、どんな感じなのかは、解かりませんが、今現在のシャンパン・ストッパーよりも、品質の良いものを期待しています。

ちなみになんですが、炭酸好きの私は、家でもよく サン・ペレグリーノなるガス入りのミネラル・ウォーターを飲みますが、(昔はコーラもよく飲んでました)ペット・ボトルの飲み残しは、冷蔵庫にしまう際、必ず逆さにしています。

全然、炭酸ガスの抜け方が違いますよ。

どんなに、しっかり栓をしても、栓が上にある限り、ガスは上に向かうので、わずかな隙間から逃げていきます。

これが、逆さにすると、逃げはすくなくなります。

この仕組みを、スパークリングの飲み残しにも応用したいのですが、・・・。

なにぶん、ガラスのボトル。

重さの関係で、ひっくりかえらないためのオモリがついたものにしなくちゃならないところが、難点ですかね。

余り場所をとってしまうのも、意味がないし・・・。

そういう意味でも、スパークリングのストッパーは、永遠の課題だと思います。

メルマガ後記 ボジョレー・ヌーボーの真実

メルマガ後記 ボジョレー・ヌーボーの真実

メルマガ後記です。

ボジョレー・ヌーボーが有名になったといっても、まだまだ、どんなワインで、どうして騒いでいるのか知らない人も、多いことが、ツイッターなどでも解かりました。せっかくのワインを飲む機会。いい体験にしてもらいたいものです。

毎年、ボジョレーは、作柄が良さそうですが、今後、悪かった年は、コンビニやスーパーさんはどうするんだろうか。なんて、余計な心配してしまいます。昔、売れ残ったボジョレー・ヌーボーを、処分するのも大変だったとか、噂で聞いたこともあります。

日本も、時節物と割り切るなら、売れ残りが出ないような、取り決めをして、輸入などしたらよいとおもうのですが。

コンビニで、その後真冬に見かける、残り少なくなったボジョレー・ヌーボーが、セール品になって、しかも徐々に値段が下がっていくのを見ると、なぜかさびしい気持ちになります。

世界は一つじゃない!ドイツワインのヴィンテージ

世界は一つじゃない!ドイツワインのヴィンテージ

10年ドイツのワイン生産量、25年間で最小

2010年のドイツのワイン生産量は、過去25年間で最小の690万ヘクトリットルとなる見通しだ。ドイツワイン基金によると、前年より25%減となった。

開花期の冷涼な天候とひょう害、夏の低温の影響を受けたという。ドイツ最大の生産地域ラインヘッセンは22%減、ファルツは30%減となった。品質は近年に比べるとボディが弱いが、厳しい選果により良好だという。
(2010年11月9日 読売新聞)

意外です。

ここ最近の気候変動?で、どこもかしこも、猛暑、温暖化だとおもっていたので。

夏の低温!

もともと、ドイツはワイン生産地域としては、涼しい所で、その気候から、白ワインが多く、赤ワインは少なく、かつ軽やかなタイプが多いです。

フランスやイタリアなども、近年は天候には恵まれているから、逆に暑すぎて、ブドウがダメになるとかは、理解できるんですが。

なかなか、ドイツワインに接する機会がないからか、情報に疎いのかもしれません。

昔は(90年台後半位まで)近所の酒屋にいくと、置いてあるワインは、フランス・ボルドーの赤ワインに ドイツの白ワインシュヴァルツェ・カッツェだった気がします。そこにイタリアのキャンティなど。

リースリングやシルヴァーナーなどのブドウ品種を使った、繊細な味わいが今となっては懐かしい。

後は、贈答用の高級ワインのイメージですね。 このあたりは、あえて接してきませんでしたが。

専門店のソムリエなど、どうしても偏りますね。好みも、情報も。 全部のワインを飲めるわけでもありませんし・・・。

でも、ホントに便利な世の中になりましたよね。

こういった情報が、すぐに入ってくるのですから。

せっかくの機会ですから、もうすこしワインの範囲を広げてみようか、考えて見ます。

ネット飲み会 ワインだと?

ネット飲み会 ワインだと?

ネット上でほかの人と一緒にお酒を飲むことを、「ネット飲み会」と呼ぶ人が多いようです。昔からネットで遊びながら一杯引っかけるという人はわりといましたが、こういう呼び名ができるということは、ネット飲み会をする人が増えているということなんですかねえ。

ネット飲み会はきっちりした定義がある言葉ではないので、人によって使い方は微妙に違います。一対一で友人と時間を合わせてウェブカメラを通して顔を合わせながら飲むことをさす人もいれば、匿名掲示板やtwitterで知らない人と適当に雑談しながら飲むことをさす人もいます。

テレビ電話状態ならともかく、文字で会話するだけではさびしそうだと思う人もいそうですが、画像アップローダーを利用して、お酒やつまみの写真をアップすることもできるので、それなりに臨場感ある飲み会になります。

働き始めると、なかなか人と会う時間が取れなくなるものですが、ネット飲み会なら都合のよい時間に飲み始めたりやめたりできるし、ひとりで飲むより楽しいので、ハマってしまう人も多いようです。
(2010年8月9日 読売新聞)

少し前の話題ですが。

確かに、私個人にしても、以前より、ワインを飲む機会は減りました。

正直、テイスティング以外で、ワインを1人で飲むことは少ないです。

15年前にもなりますか。

ファミリーレストラン勤務時代の成田に住んでいる頃、ワインを勉強しようと、近くのワイン屋で、当時3000円はしていた、キャンティ・クラシコと、カマンベールチーズを買って、飲み食いしました。

確かにどちらも、味わい的には、美味しかったのですが、何かが物足りないんですよね。

それは、そのはず。毎週休みには、必ずレストランで、ランチ・ディナーで、ワインを飲んでいたわけですから、 そこには、仲間やパートナーや、レストランのスタッフ・雰囲気 そして料理があるのです。

これらがあって、初めてワインが美味しくなるのだなぁ、気持ちよくなるのだなぁと感じたことを思い出しました。

確かに、ネットでも相手がいれば、気持ちは違うかもしれませんね。

せっかくのネット飲み会 飲み物はやはりワインで同じものを、当店から注文してもらいたいものです。

でも、ワイン談義に花が咲きすぎてくどくなるかな。

2020年8月追記―
あれから10年後・・・。新型コロナウイルス(COVID-19)という感染症が世界的に流行し、不要不急の外出を控えたり、出社を控えリモートワークで自宅で仕事を行う方も増え、これまでのように居酒屋さん、レストランでの食事、特に夜、お店で飲むという事を控えざるを得ない状況となりました。

この当時の記事「ネット飲み会」、現在での呼び名は主に「オンライン飲み会」と呼ばれていますが、ZOOMというweb会議ツールやLINEなどを使いビデオチャット形式で、楽しまれるようになりました。やはりそこには当時と同じように、いや当時よりも仲間やパートナーなどの相手との結びつきを求めてより少しでも楽しい時間を、楽しくお酒を飲みたい、という気持ちがあるのかもしれません。

当時より、ネットの環境や、タブレット、スマートフォンの機器も性能が進化し、より快適なオンライン飲み会を楽しまれているかと思います。そうした進化はすごいなあ、と思う一方で、画面表示(人の配置)を動かす事もできるようになり、オンラインの中にも上座表示ができるのだとか・・・。もちろんオンラインとはいえ上司に失礼にあたるのでその機能ができた・・・わけではないですが。

冗談はさておき、お店で飲む機会が減ったということは当然お店の方は大変な状況なわけで・・・。当店ももちろん飲食店様へもワインを販売させていただいておりますから、そのあたりの影響は出てきております。中にはお店を閉められたお店の方も当店のお客様の中でいらっしゃいます。当店は幸い通販という形態のため、この状況下、オンライン飲み会を始め、「家飲み」のお客様も増えており、現在はそちらのお客様の割合が増えてきているという感じではありますが、せっかく数あるワインの中から当店のワインを気に入ってお店に入れてくれた方々には何とか良い状況になっていただければと思います。

また、当店はフランスの生産者から直接ワインを輸入しております関係で、現地のワイン生産者にも状況を伺う機会がありますが、やはり向こうでも従業員を解雇したので手配に時間がかかる、など状況はよくない様子です。港でも港湾で働くかたの外出規制や、安全の確保などの面で人手不足の状況があるとの報告があります。また飛行機は便数が激減している関係で飛行便で荷物が送れないなどの状況もあります。

そこでふと思ったのがワイン関連でいうとボジョレーヌーボーはどうなるのかなと。当店ではボジョレヌーボーの取り扱いはしていませんが、通常ボジョレヌーボーは解禁日に合わせる為、飛行便で来ます。ちょっと調べてみたところ、例年より1週間早く生産元から出荷の許可が下りたのと、18日間早くフランス国外への輸出を認めたのだとか。いや間に合うんかい。早くコロナの収束を願うばかりです。

50年モノ国産「半世紀ワイン」…一本5万円

50年モノ国産「半世紀ワイン」…一本5万円

甲府市のあるワイナリーが先月30日、1960年に収穫したブドウで醸造し、一升瓶で半世紀にわたって熟成を重ねたビンテージワイン「半世紀ワイン」を発売した。

60年は甲府市の年間降水量が極めて少なかった年で、さらに前年の伊勢湾台風を受けて行った生産調整がブドウの質向上につながり、上質のブドウが採れた。将来の名酒を期待して一升瓶に詰めて長期の熟成を行ってきた。

販売するのは、長時間の熟成を経て濃い琥珀色になった白ワインと、赤ワイン各100本。いずれも1本5万円で限定販売する。「時間や歴史が感じられるワイン」とのこと。
(2010年10月28日 読売新聞)

最近、当店は熟成ワインを押しています!

もちろん、熟成ワインにふさわしい気温と、それにあった食材がそろう季節 秋ならではですから。

先日も、当店主力商品のシャトー・ラ・ジョンカードの赤ラベル マグナムの1975年と1985年を試飲しました。

それを超える 1960年の国産のワイン!ちょっと、びっくりです。

ごめんなさい、正直、国産ワインは、あまり飲んでいません。

なぜなら、その印象は・・・。

単純に薄いなぁと思っていましたので。

昔、ソムリエ資格試験の時に、なじみのレストランで、先輩ソムリエさんがブラインドで出してくれたワインが、国産の赤ワイン。非常に有名銘柄で、当時でたしか、¥10,000でした。

美味しさは、確かにあるのですが、価格とあっているかというと、疑問でした。

もちろん、その当時よりも、ワインの生産技術が上がっているでしょうし、白ワイン 特に 甲州 種を使ったものは、目をみはるものがあるのも承知しています。

けれど、国産のワインが50年の熟成に耐えられるとは、思いませんでした。 しかも、1960年につくられたワインの赤も白もなんて。

売り出すからには、それなりの味があるんでしょうから。

飲み物の域を超えたような、香り。 国産のワインらしく、飲みやすさを生かした味わいに、熟成の風味が見事に備わっている、そんなイメージが湧きます。

もし、機会があれば飲んでみたいですね。

でも、5万円は・・・。(´・ω・`)

それなら、この間の1975年のワインか、おなじ半世紀前なら、シャトー・ラ・ジョンカード 1959年 を飲みたいですね。

千葉ロッテマリーンズ 日本一 VS サンフランシスコ・ジャイアンツ 優勝

SFジャイアンツ、マム・ナパで優勝を祝う

米大リーグのワールドシリーズで、テキサス・レンジャーズを破って56年ぶり6度目の王座についたサンフランシスコ・ジャイアンツは、カリフォルニアのスパークリングワイン「マム・ナパ ブリュット・プレステージ」で勝利を祝った。

シャンパーニュのメゾン「マム」が、ナパヴァレーに展開する「マム・ナパ」は、25年以上の歴史を持つ。スパークリングワイン、白・赤のスティルワインを生産している。ブリュット・プレステージの小売価格は20ドル。マム・ナパがジャイアンツと接触し、スパークリングワインの提供を申し出た。
(2010年11月8日 読売新聞)

どちらも、優勝して、盛大な御祝。

かたや、シャンパーニュ系のスパークリング、かたや、伝統(?)的なビール。

どちらも、歴史に裏付けられた、お酒ではないのに・・・。 あ、千葉ロッテは鏡開きはやってたなぁ。

喜びの表現はいくつもあるのですが、 日本のプロ野球に関しては、完全にビールかけですね。 この流れは、変わりそうもないですね。

みなさんは、どちらを試してみたいですか?

いっそのこと、思い切ってシャンパーニュで?

当ったら スパークリングをかぶって御祝?

やっぱり旨いなぁ ボルドー熟成ワイン!

今日は、なんと当店の 熟成ワインの社内試飲会でした。

いやー、久々に熟成ワインを堪能しました。

シャトー・ラ・ジョンカードの 1985年1975年マグナムです!

1975なんか、香り味わいともに単なる飲み物ではないですね。

香りも、コーヒーキャンディーから、カラメル、スパイス、氷砂糖にモンブランの栗のペーストに 次第に、出汁のような 香り、枯れ葉 や腐葉土、トリュフ、ドライフラワーのバラ、ナッツ・・・

1985年を含めて香りの洪水です。

どちらも、色はガーネットに 琥珀色とレンガ、オレンジの色合いが、エッジにかかっていて、熟成の証を、まざまざと見せ付けてくれます。 もちろん、どちらも なめらかな、絹のような味わい。 果実味は85年が、ややボリューム感を出していましたが、とにかく、すべるようなバランスのよさ、果実味甘味、旨み 渋味・酸味のハーモニーは、もはや、飲み物の域を超えています。

余韻も、どちらも 10秒以上と長く、ワインの存在感をはっきりと示していました。

この味わいがあるから、ボルドーの奥深さに敬意をはらわずにいられないし、ボルドーの偉大さを忘れるわけにはいかないのです。

この2つのワインも、 シニア・ソムリエ が 自信をもってお薦めします。

ぜひ、一度は、ボルドーワインの本当の熟成を味わって頂きたいです。

ムートンとか、ラフィットとか、新しいビンテージのワインを8万近く払って買うより、絶対お得ですよ。

そんなに、在庫があるワインではないので、何かの御祝、記念日には、ぜひ、お買い求めくださいな。

このワインに触れて 初めてボルドー赤ワインの真髄に触れる。そう思っています。

え、そこまで中国の影響が・・高額ワイン・ラフィットが!

え、そこまで中国の影響が・・高額ワイン・ラフィットが!

ラフィット、08年に「八」をフィーチャー

シャトー・ラフィット・ロートシルトが、2008年ヴィンテージのボトルに、中国で縁起の良い数字「八」を入れて発売する。

ラベルと「2008」というヴィンテージの間に「八」という赤い文字をフィーチャーした。ラフィットの持ち株会社ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト(DBR)は、山東省の蓬莱半島で、中国最大手の総合金融グループ「中国中信集団公司」(CITIC)と合弁し、ボルドータイプのワインを生産するプロジェクトに乗り出した。

DBRは、今回の「八」という数字は、プロジェクトの開始と畑の斜面を象徴していると説明している。

 中国人にとって、「八」という数字は縁起が良く、自動車や電話の番号にも使われる。ラフィットの08は09年のプリムール販売時に、評論家ロバート・パーカーが98~100点をつけた。英国のインターネット上の高級ワイン市場「Liv-eX」によると、1ケース2000ポンド前後で売り出され、現在は5倍を超える高値になっている。

今回のニュースが先月末に流れてから、08ラフィットの取り引き価格は約17%も上昇した。ラフィットは早い時期から、中国市場の重要性を予測して、中国語ウェブサイトの構築などのマーケティングを進めてきた。1級格付けのムートン・ロートシルトは、1996年のアーティスト・ラベルに中国の書家グ・ガンを起用した。

シャネルやBMWなどのラグジュアリー・ブランドも、重要な市場に成長している中国向けの商品を強化している。 (2010年11月2日 読売新聞)

ぱっと、見過ごしてました。

なにがって、ラフィットがですよ。

ムートンならいざ知らず。あのトップシャトーが 漢字の 「八」を!

人によりますが、フランス・ボルドーの伝統の象徴なところあるではないですか。 中国限定発売なのでしょうか。それとも、全世界向けなのでしょうか。 まぁ、合併の話もでてますので、仕方がないと思うのですが。

なんか、寂しいですね。

はやくも到着ボジョレー・ヌーボー

今年の販売価格を、スーパー・コンビニ でみると、大分下がってきたなぁと感じます。

有名どころが¥3000を切っているわけで、あらためて、大手の流通のしくみ、数の強さというものを感じます。

つい、4,5年前までは、¥3000を超えてましたからね。

どうして、高いかというと、この記事のとおり、航空便な訳ですよ。

一般のワインは、船便です。フランスからなら2、3ヶ月かかります。

それが、税関やら、日本国内の物流ならで、解禁日の約3週間前に、到着させるために、飛行機ですから。

年末や、年明け、または、3月ごろに、忘れ去られた売れ残り?のボジョレー・ヌーヴォーが安売りの対象になっているのを、コンビニなどで見かけたりします。 これも、なんかさびしい気持ちにさせますね。

当たり前になってきた、ボジョレー・ヌーヴォー。ボジョレー・ヌーヴォー・ヴィラージュも一緒に売り出されていて、こちらのほうが、ランク上ということも、浸透してきているかもしれません。

しかし、本来の価格に近づけば、近づくほど、ボジョレー = 安ワインのイメージが拭えなくなってしまうのではないでしょうか。

熟成もできるボジョレーの クリュ・ボジョレーも 97年のワインブームで取り上げられても、その後は・・・。 有名になることと、理解されることとは、これまた別のものです。

すべてが、イメージ、イベント化にならないように願いたいものです。

なお、当店はボジョレーは扱っておりません。

ワインも決まりも 人 次第

アイスワイン「ヴィノ・ドゥルセ・デ・イエロ」が議論

スペイン初のアイスワインDOとして認可された「ヴィノ・ドゥルセ・デ・イエロ」が議論を呼んでいる。

このワインはバルセロナ東のペネデス地域で生産される。「ドゥルセ」は甘口、「イエロ」は氷を意味する。

ヨーロッパのほかの産地のアイスワインは、ブドウの樹の上で凍結したブドウを搾って造られる。このワインは収穫後に、機械的に凍らせたブドウでも許される。

また、難しい話ですね。

ポイントは凍らせたブドウでも の「も」の部分。

分類をアイスワインとしなければ良かったのになぁ と思います。

おそらく、後で何パーセントまでとか決まるんではないでしょうか。

または、
シャンパーニュ・スパークリング (シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵したもの) 
スパークリング (後から炭酸ガスを加えたもの) 
の分類のように製造方法を明記するとかね。

アイスワイン (天然氷結製造)
アイスワイン (冷凍製造)
とか。

ワインも、決まりも 人が造るもの。

ワインが美味しくて人気がでれば、それに見合った寛大な修正がされると思います。

政治的なからみもきっとあると思います。

どう決着していくか、楽しみです。

QRコードでワインのウンチクが語れる!

カリフォルニア州のあるワインメーカーが、スマートフォン向けに、試飲ノートなどの情報が読み取れるバーコードをボトルに装着した。

モバイル機器の広告会社が開発したこのQRコード。読み取ると、ブドウ品種や試飲ノート、生産者が紹介する映像などがスマートフォンで見られる。

との、ニュースが流れていました。

えぇっ! 今頃?

なんと、当店のワインは 既に今年の3月から バックラベルに QRコード 付けてます!!

残念ながら全アイテムではありませんが・・・。ちなみに、動画もないです・・・。(心なしか、字、小さくなってます)

でも、QRコードから、当店ホームページの情報へ繋がっています。

うそぉ と思う方は、どうぞ ご自身でご確認ください。

お手軽ワインのイメージを覆せ!

英国のワイン愛好家、ペットボトルが好き

英国のワイン愛好家は、バッグ・イン・ボックスやテトラパックより、ペットボトルを好むことが、調査会社「ワイン・インテリジェンス・リサーチ」の調査で明らかになった。

2010年6月に行われた調査で、将来の代替ワイン容器についてたずねたところ、回答者の40%がペットボトルを好み、37%がバッグ・イン・ボックス、21%がテトラパックを好んだ。

代替容器は野外などの場面で人気が高いが、社交を含むあらゆる場面でガラス瓶を好む愛好家が依然として多かったという。
(2010年10月22日 読売新聞)

おそらく、日本でも同じ感じだとおもうのですが。

恥ずかし(?)ながら、研究不足(?)、相変わらず、ペットボトルやテトラパック、缶のワイン、飲んだことがありません。なんか、美味しそうに思えないんですよね。

この偏見がいけないのかなぁ。

あ、バッグ・イン・ボックスはあります。某ホテル勤務時代に扱ってましたし、とある居酒屋で勇気を振り絞って、注文したことがあります。

どちらも、カリフォルニア産でしたが、前者は まぁ、飲めますね赤、白どちらも。

しかし、後者は 赤・白 どちらも 150mlのグラスが空きませんでしたっけ。

すこし甘口になってるんですよ。

居酒屋の油っこい料理と全然あわなかったですねぇ。

それ以来、飲んでませんね。

なんにしても、ある意味一番リーズナブルなタイプが、その手の容器になるから、イメージがついてしまうんですよ。

シャブリのとある有名生産者は、あのスクリューキャップ(こちらも安物のイメージありますが)を、シャブリ・グラン・クリュ (最高級)に使っています。

そんな型破りの生産者ないですかね。

せめて、年号入りのワインくらいは、欲しいですね。

美味しいワインを、手軽に、また、保存も楽に飲む生活は、庶民の夢ですね。

どこもやらないなら、当店がやるしかないですか!

フランスのワインも健康志向が強くなってきた?!

フランスでビオロジックの畑が拡大中

フランスでビオロジックに取り組む農家が増えていることが、ビオロジック農業推進のための公益団体「アジャンス・ビオ」の調査でわかった。

フランス食品振興会の伝える、アジャンス・ビオがまとめた2009年版「ビオロジック農業の現状」によると、ビオロジック農業を実践している農家は1万6446軒で、1年間で23.7%増加した。

これはフランスの全農家の3.14%にあたる。ビオロジック農業の畑の総面積は、転換中のものも含めて前年16%増の67万7513ヘクタール。全土の農業用地の2.46%にあたる。

ビオロジックでブドウを栽培する農家は、対前年31.4%増の3024軒。ブドウ栽培面積は、転換中を含めて3万9146ヘクタール。前年より38.9%増加した。ビオロジック農法のブドウ栽培面積は、全体の4.6%を占める。

ビオロジックでのブドウ畑の面積の上位4地域は、ラングドック・ルーシヨン、プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール、アキテーヌ、ローヌ・アルプ。この4地域で全体の50%を占める。
(2010年10月18日 読売新聞)

新しいワインつくりに躍起になっているのでしょうか。

もちろん、農薬を使わないで、できるならば、それに越したことはないのですが・・・。

それだけ、手間もかかることは、事実で、その分 価格に反映されるわけで・・・。

ぜひとも、味わいと価格のバランスを、常に意識しながら、ワイン造りに励んで頂きたいなぁと思います。

ビオロジックだから、「高価格」が、当然というのは、ごめんです。

まだ、まだ、全体からすると少ないですが。

当店 取り扱いの サン・テミリオン・グラン・クリュの シャトー・クーテ 2002  は、有機農法を400年続けている シャトー。

この味わいにこの価格、そして、この歴史なら、大満足の価格です。

飲み頃を向かえてます、キレイな酸味と果実味の調和をぜひ堪能してください!

ロマネ・コンティ05 VS シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル ワインの価格差842倍?

ロマネ・コンティ05、1本160万円で落札…香港

香港で先週末に開かれたサザビーズのワイン・オークションで、ロマネ・コンティ2005年やシャトー・ペトリュス1989年が記録的な高額で落札された。 2日間にわたるオークションは、1366ロットすべてを売り、予想落札額の7400万香港ドルを大きく上回る1億700万香港ドルを売り上げた。初日は、米テキサスの収集家から出品されたロマネ・コンティが注目を集めた。2005年のロマネ・コンティ1ケースが181万5000香港ドル(約1930万円)で落札された。予想価格は120万香港ドルだった。2002年ロマネ・コンティ1ケースは、予想価格の倍の110万香港ドルをつけた。

2日目はシャトー・ペトリュス1989年のダブル・マグナム3本セットが、72万6000香港ドル(約771万円)で落札された。サザビーズがアジアで過去18か月間に開いたオークションで、すべてのロットが売り切れた。ロマネ・コンティ、ペトリュス、ラフィット・ロートシルトなどが人気を集めている。今月末には、ラフィットの1869年から2009年までの蔵出しコレクションが予定されている。 (2010年10月8日 読売新聞)

おーい!おーい!おーい!おーい!・・・・

なんか、こだまが聞こえそうなくらい、遠い距離がありますね。

東京は無理でも、家一軒買える値段ですよ。

ほんと、ワインは奥が深い。というか、別世界です。

当店の主力ワイン シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル なら、842本 買えます!

842倍の価格差、その差の味わいって、どんなもの?

ホント、ワインはわけがわからない部分、多いです。

でもそこも 魅力。

ワインは受け継がれる・・・

ボージョレ地方の自然派生産者のリーダー的存在だったマルセル・ラピエール氏が、10日、がんのため亡くなった。60歳だった。 (2010年10月13日 読売新聞)

イタリア・トスカーナ州のスヴェレートから「レディガフィ」などスーパータスカンを送り出してきたワイナリー「トゥア・リータ」のオーナー、ヴィルジリオ・ヴィスティ氏が、13日、亡くなった。68歳だった。 (2010年9月21日 読売新聞)

カリフォルニアのフェッツァー・ヴィンヤーズの顔的な女主人だったキャスリン・フェッツァーさんが、15日、カリフォルニア・ユーカイアの介護ホームで亡くなった。88歳だった。 (2010年9月17日 読売新聞)

いずれも、 レストラン勤務時代に取り扱っていた有名ワインを生み出してきた、偉大な造り手たち。

しばらく、口にしてないワインばかりですが、この知らせを聞くと、なにかさびしさを感じます。

でも、ワインは受け継がれていく・・・、もしかしたら、変わっていくかもしれないが。

この20年 ワインの世界市場で有名になった人も、そろそろ世代交代の時期なのかもしれません。

急激な国際化で混沌とした部分もあるワイン市場。(似たようなワインが多くなってきている)

2代目、3代目の覚悟に期待します。

最後に、偉大なワインメーカー達のご冥福をお祈りします。

ワインを格付けするのって、やっぱり 大変ですよね。

メドックの新「クリュ・ブルジョワ」発表へ

ボルドー・メドック地区の新たな「クリュ・ブルジョワ」の格付けが、9月23日に発表される。生産者で作る「ボルドー・クリュ・ブルジョワ・アライアンス」が主体となって、シャトーオーナーを含まない専門家のブラインド・テイスティングによって290のワインを審査する。

エクセプショナル、シュペリウールなどの格付けはなく、クリュ・ブルジョワのみとなる。クリュ・ブルジョワをめぐっては、2003年の格付けを定めた際に、247シャトーを「クリュ・ブルジョワ・エクセプショナル」「シュペリウール」「クリュ・ブルジョワ」に選んだ。だが、選ばれなかった78シャトーが審査の問題点を理由に訴え、現在は格付けが無効になっている。

(2010年9月13日 読売新聞)

サン・テミリオン グラン クリュの 格付けも裁判になってましたけど。

とにかく、こういった格付けが、好きな国?故の揉め事ですね。

ミシュラン・ガイドもありますしね。

日本でのこういった格付けってあまりないと思うのですが。御三家とか、老舗はありますが・・・。

飲食店の日本版ミシュランも フランスが主導となってやっているから、信頼性もあったり、逆に、そんな見方もあるねと、冷めた感じで、受け流している感じで、裁判沙汰にならないのでしょうね。

それは、そうと格付けは超メジャー以外のシャトーにとっては死活問題ですから、ムキになるのもわかります。

でも、あんまり、異議申し立てを聞いていると、決まらなくなるんではないでしょうか。

そういう意味では1855年の万国博覧会に向けて造ったといわれる、ボルドー・メドック地区の格付け(シャトー・マルゴーとか、シャトー・ラフィット・ロートシルトなどが入っている格付けです)は、強大な力のもとで、行なわれたんだなあと思わざるをえません。

150年経っても、一度も見直されずに変わらぬメドック格付けが、今なお、世界中に影響力を持っていること。(例外としてシャトー・ムートン・ロートシルトが1級に格上げされましたが)やはり、凄過ぎると思います。

でも、もしかしたら、シャトーの 吸収・合併などで再編などが起こり、格付けが、機能しなくなり、見直される日が来るかもしれませんね。

ワインもワインの本も気になる時が買い時!

これ、私のワインに関する本についての鉄則ですね。でしたかな。

まぁ、ワインに関する本、東京都内の大型書店に行けば、かなりのスペースに、様々なワインの本が売られています。

13年前の、ワインブーム当時もかなりのワインの本や雑誌が出版されました。

しかし、ベストセラーの本とは違い、所詮は、マイナー分野の本。増刷されるものは数多くありません。

ですから、出版後、数年経つと、手に入らなくなることもあります。

そのため、結構買い込みましたね、ワインに関する本。でも、徐々に買わなくなったのも事実。

そんな中、最近はメルマガだので、とにかく正確な知識が要求されますので、やはり、情報源としては、出版されている本からのものが多くなります。

先日も、確認したい知識があり、その点についてまとまった本が、昔出版されていたことを思い出しました。

急な調べものだったので、とにかく今欲しい!

勤務先から、本屋へ向かってみました。

でも・・・。銀座の大型書店 巡っても、六本木へいっても ないんです。

鉄則を一時期おろそかにしていた報いでした。

ワインの本に関する話ですが、そう、ワインにも当てはまること当然です。

気になる時が買い時。

あとで、探そうとしても、なくなりますね、ワインは特に。

当店での2005年のジョンカード白ラベルが在庫切れになりました。

おそらく、シャトーには、若干あるのかもしれませんが、気軽に飲めたワインがいつかは、飲めなくなってしまう。そんな儚さもワインの魅力ですから。仕方がないですね。

やっぱり、ワインはデリケート?

この頃、ワインの試飲三昧です。

3日で、6本開けてるんですね。しかも、うち5本は泡系、シャンパーニュが4本。自宅かつ1人で

いやぁ、飲みきれんですわ。贅沢な苦悩!

まぁ、時間的にゆっくりと、楽しんで飲むというより、何か、完全に、試飲ですから・・・。

ちょこちょこ、料理なんかとあわせつつ、やっていると、朝になってることも。

はじめる時間が遅いんですね。

とはいえ、相変わらずの猛暑のなかで、赤ワインが、暑さの中を郵送されてきました。とりあえず、1日置いてから、試飲したのですが・・・。

今までにない、違和感でした!

というのも、色の濃さ、香りからすれば、味わいも、しっかりとしたタイプが予想されるのに、最初の一口以降は、もう、スッと口の中の味わいが消えてしまうほど、ボディがなかったのです。

ヴィンテージは 2005年。体力的にも十分あるはずなのに。

高品質クラスのワインではないので、そんなものなのかな、と思ってしまいました。

でも、翌日、確認の為、試飲してみると!

コクもあるし、更にすこしの時間で旨みが出てきているではないですか。

いやー、正直、びっくりしました。最初の日は上澄みを飲んでいるような感じなんです。

推測ですが、暑さの影響、輸送の影響などで、そのような状態になるのが極端になったのではないかと。やはり、涼しいところでゆっくりさせてから、開けなければならなかったようです。

そうすれば、赤ワインも機嫌を損ねなかったのでしょうね。

開栓後は、いつもどおり冷蔵庫で保存してました。

今夜も、帰宅後、飲んでみます。

はじめてのシャンパーニュは、●●だった!

昨日のブログつながりで、シャンパーニュについて思い出してみました。

と、本題に入る前に、シャンパーニュって、好景気なんですかね。およそ、10年前1万円出せば、買えたドン・ぺリニョン が 今では小売価格が2万円!

2001年の世界の名酒事典によれば、¥13000で、7000円のアップです!

それでも、売れるし、飲む人いるし、イッキする人いるし、頭からかぶる人いるし・・・

そんな話ではなかったですね。

シャンパーニュ!特別な響き、昔はシャンパン!っていうのが当然でしたけど。

ワインに携わっているものにとって、飲んでみたくなる手っ取り早く分かり易い 高級なワインとでもいいましょうか。

ワインを扱うレストランとしての最初の勤務がイタリアンだったので、なかなか、めぐり合う機会がありませんでしたね。

でも、そんな中、12月を迎えるにあたって、とうとうシャンパーニュが特別メニューでオン・リストされましたっけ。その名は、シャルル・エイドシック でした。今取り扱いあるのかな?

でも、さすがにこれを味見なんて、駆け出しの小僧が出来るわけもなく、味も分からずじまいでした。まぁ、飲んでも、よくわからなかったでしょうから、きっと。

そう、最初のシャンパーニュではないんですね。

そんなある日、優しく?も非常に厳しい上司が、シャンパーニュの試飲会があるからいって来いというのです。

しかも、1人で!

ワインのワの字もわからん小僧1人が、業者向けの試飲会へ・・・。

休みを返上して、普段あまり着ないスーツに着替えて、麻布十番へ向かいました。

当時は、大江戸線の地下鉄もなく、確か広尾からえっちらおっちら地図を見ながら捜し歩いた覚えがありますね。

実はその試飲会、大きなものではなく、卸の酒屋さんが主催するごく限られた試飲会でした。

酒屋さんの店舗の地下室にある倉庫の一角に、専用のテイスティングルームがあり、そこで行なわれるプロ向けの試飲会。間違いなく場違いの人間でしたね、そのときは。

ハロゲンランプのオレンジ色を基調にした優しい光と、部屋とその中央に置かれた重厚感あるこげ茶色の木目のテーブルと壁。話をしている人がほとんどいない中、時折、聞こえる ワインを口のなかで攪拌させる音。そこで、待ち受けていたのは、6種類のシャンパーニュ。

超有名どころを抜かした、当時の2番手グループとでも呼ばれるものばかりでした。

エイドシックやボランジェ、テタンジェ、ヴーヴ・クリコが並んでいました。

記憶がたしかならば、エイドシックは ピペとモノポールの2社。

残り一つは、G・H マム でした。そう、順番的に はじめてのシャンパーニュは G・H マム コルドン・ルージュだったのです。

「果実味が甘さを感じて飲み易かった」 そんな印象です。もちろん20年近く前ですので、かつワインに興味を持つ前ですので、確かかどうかを問われると辛いです。でも、美味しかったのか、はまったのか、時間ぎりぎりまで、何度も試飲を繰り返していました。

そんな自分が嬉しかったのでしょう。

ディナーのピーク前に間に合うと思い、帰宅する前に、店へ行って、上司に報告だ!と考え銀座行きのバスへ乗り込みました。

酔いもあり、気分も高揚した状態で、試飲会と各ワインについて上司に報告すると・・・・。

上司から出た言葉は、「そのワインどこの村のワインだ?」

「・・・」

「確か、勉強してから行けと言ったよな!」

「・・・」

「なんでお前は~~」

 説教の始まり。

確かにそう言われていたのですが、当時ワインの本などもってもなく、インターネットもない時代、本屋で軽く立ち読みした程度でした。

何も答えられず、あげくに休日なのに 長い説教を食らうハメに・・・。

そう、初めてのシャンパーニュは 悔しい味でした!

追伸、その優しく厳しい上司ですが、先日深夜の某テレビ番組、教えてお願いラン●ングの中で、料理開発担当として、厳しいコメントおよび評価をうけてたじたじの様子に遭遇してしまいました。

でも、お元気そうで良かったです。最後は満点できちんとほめられてましたよ、名誉のために付け加えておきます。

あぁ、シャンパーニュを凍らせる勇気がない!

シャンパーニュ、ビールの注ぎ方がおいしい!?

 

シャンパーニュはビールのようにグラスを傾けて注いだ方が泡が長持ちするという研究結果を、ランス大のジェラール・リジェ・ベレール教授が発表した。研究グループは、グラスを立てた状態で上からシャンパーニュを注ぐ方法と、グラスを傾けて縁から注ぎ入れる方法で、炭酸ガスの減り方を調査した。この結果、傾けて注ぐ方がシャンパーニュに優しく、炭酸ガスを約2倍保つことが分かった。

また、4~12度の低い温度にすることで、泡立ちが長持ちすることもわかった。リジェ・ベレール教授は「シャンパン 泡の科学」(白水社)で、シャンパーニュの泡の秘密を解明した科学者。研究結果は「ジャーナル・オブ・アグリカルチュラル・アンド・フード・ケミストリー」誌に掲載された。

ソムリエがシャンパーニュをサービスする際は、テーブルに置いたグラスに片手で注ぐのが標準となっている。長年の習慣で、客もそれがスマートととらえている。ただ、少し離れた距離でグラスの上から注ぐと、泡立ちは激しくなる。斜めにしてゆっくりと注いだ方が、気泡のなめらかさを壊さないのは確かだ。

2010年8月19日 読売新聞)

うーん、最初この記事の見出しを見た時、ビールの3度注ぎのことかと思いましたよ。

何のことはない、要は静かに注げ!ということなんだそうですが。誰でもわかっていたことだと思います。

それよりも、温度はどうしたものか。4度から12度とありますが、この季節の室温 27~28℃では、グラスに注いだ瞬間から温度があがっていきますね。

まぁレストランならもう少し、温度設定が低いでしょうけど。

いつぞやのパーティで、スパークリングワインを冷凍庫に入れて、半凍りで出すように、お願いされたことがありました。

実際は、凍らせる温度設定と時間の細かい指示をいただけなかったので、開けたら、にょろにょろと 蛇花火みたいにムースがあふれ出てきたのを覚えています。これ使ってシャンパン・ファイト面白そうですね。夏場限定ですね。

主催者としては、シャーベット状になったスパークリングワインを楽しんでもらいたかったのでしょう。

そういう気持ち、よくわかります。

うーん、こんな実験するより、シャンパーニュは、何度で、凍るか、シャーベット状になるかの実験をしてほしいですね!自宅で自分のシャンパーニュで実験する勇気、余裕そんなものとうてい持ち得ないでしょうから。シャンパーニュの新しい楽しみ方が増えるのでは?

え、誰かもうやってます?

こんなこと書くとシャンパーニュの造り手から怒られるのかな?

ソムリエなんてもう要らない!?

iPadのワインリスト、ソムリエは不要に?

アップルのiPadでワインリストを提供するレストランが登場してきた。

ワイン初心者でも使いやすいリストは、緊張感の伴うソムリエとのやりとりを不要にするかもしれない。

iPadのワインリストは、ニューヨークの高級ホテル「ジュメイラ・エセックス・ハウス」内のレストラン「サウス・ゲート」がいち早く導入した。膨大な在庫を抱えるマカオの3つ星「ロブション・ア・ギャレラ」やイタリアンの「ドン・アルフォンソ 1890」、香港の「ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション」でも使用されている。

客は分厚いワインリストを眺めるより、軽くて、ワインのイメージをつかみやすい。(中略)種類、品種、キーワード、価格などからワインを選べる。ボトルのイメージを表示し、製法や知名度の低いブドウ品種の説明もできる。アプリのカスタマイズによって、ソムリエの試飲コメントや料理との相性を加えたり、客の感想を書き込める。レストランを訪れる大半の客にとって、ワインの注文は面倒な作業だ。ソムリエとの会話は緊張感を伴う。

客は価格を基準に選ぶが、iPadをタッチするだけなら、安いワインの注文にも気兼ねがいらない。

接待やデートの場合は、料理との相性やワインの基礎知識が求められるが、iPadに情報が開示されていれば不安はいらない。

レストラン側にも利点がある。混雑時にソムリエの手が回らない人気店は、iPadがその穴埋めをしてくれる。ただ、ワイン愛好家ほど、ソムリエと話しながら、ワインを注文するのを好む傾向にあるのも事実だ。飲み頃の把握や温度管理は、ソムリエにしかできない。専門知識と技術のあるソムリエしか生き残れない時代がくるかもしれない。

2010年8月5日 読売新聞)

ソムリエの資格を持つものとしては、気になる記事ですね。

でも、これだけの情報化時代。レストラン選びも、検索して、評判をみて選ぶ私達日本人にとって、ソムリエ1人のオススメより、そのワインの口コミがかいてあると、確かに面白いかもしれませんね。

できるなら、気分や注文した料理にあわせてチャート式に進んでいって、選んでいけるような感じが、時間もかからないで、いいと思うのですが。

前もって、レストランのホームページからもアクセスできるようにするなど、工夫するとより効果が得られると思います。

今後は、逆に、こういった、店舗独自の情報をつくりあげるための ソムリエが 必要になってくるかなと、思ってしまいます。

日本で、どうなるか楽しみです。

人間の味覚なんて、当てにならない!?

夏季休暇を頂いてました。

その間、石田●一さんの 帝国ホテルの披露宴へ、ジョンカード黒ラベル 2000年 アンペリアル 6Lを 準備しにいったりなど、ありましたがリフレッシュできました。

さて、普段は余り見ないテレビ番組にも、目を通す機会も増えました。

そこで、たまたま、目にしたのは「所さんの目がテン!」という番組。科学的な実験も行なう、バラエティーなんです。

そこでの焦点は「軽井沢」!暑さが続く日々に、避暑地という言葉がピッタリと来る特集なんですが、意外な方向へ進んでいきましたのでご報告です。

 最初は、テニスが、東京と軽井沢では、プレーの具合に差があるという話でした。これ、実は標高による、気圧のせいで、テニスボールの弾みが違うのだそうです。

ふーん、と思いつつ、次に取り上げられたのが、ソフトクリーム。

普段は食べない人が、ついソフトクリームに手が伸びてしまうのだとか。

まぁ、リゾート気分があるんだろうなと 勝手に推測してましたが・・・。

じつは、軽井沢では、味覚が鈍くなるんだそうな!なので、甘味の、味わいの強いものを欲してしまうのだとか。

 先の標高によって、今度は、酸素が少ないため、味蕾の感じ方などに変化があるそうです。

もう1点、脳の関係の説明があったはずですが忘れてしまいました・・・。

 砂糖水 及び 塩水 それぞれ 濃度が違うものを 順番に並べる実験をおこなってましたが、東京と軽井沢では、結果に差がついていたのと、 特殊な設備で気圧を低く設定した室内と通常の室内とでも、明らかに差がついていたことから、はっきりと、味覚が、ぶれることが証明されていました。

暑かったり、寒かったり、乾燥してたり、湿気が多かったりで、人の味覚が変わることは想像しやすいですが、軽井沢(ちなみに確か標高1000mだったはず)程度、息苦しさも感じないほどの酸素の減少で、味覚が大きく変わるとは思っていませんでした。

ほんと、人間って、わからないですね。

待てよ、 以前勤めていたレストランは 地上200m。そこって・・・

熱中症にも負けない健康優良児!

今日は自宅でブログをアップです。

しかも、なかなかできないワインを飲みながら!いつもは、会社ですからね。おかげで今は23時。アップするころは、読む人すくないか。あまり濃い内容ではないし。と、言いたいところですが!飲んでるワインは当店自慢のシャトー・ジョンカード白ラベル 2005 の赤ワインボルドー コート・ド・ブール からの銘醸ワインです。

フランス、ボルドーワイン通販・MICHIGAMIワイン

うーん、さすがの果実味・・・。って、このワイン、月曜にブログで紹介してる、先週の金曜日に開けたワインですよ!

歯の根っこが化膿していた関係で、ここ最近は毎日毎食後薬飲みなんで、ペースも落ちていましたし、他にもサンプルワインや、テイスティングするワインがあったので・・・。

開けたワインの保存も、冷蔵庫が場所的に限界でしたので、この子は、若くて?しっかりしてるから、大丈夫だろうと、30度を超えるキッチンで 過ごしてたんです。なのに、この果実味とスパイシーさの余韻。

たしかに、ワインセーバーという空気抜き使ってるの香りは、弱くなってますけど。ほんと、しっかりしたワインです。

知らずに飲めば、酸が少し少なくなってきてるかなと思うくらいですね。開けて1週間とは思わないでしょうね。まぁ、大体、そこまで引っ張って飲むことなかったので、新しい発見ができました!ほんと ワインは奥が深いです。

サンプルワインをテイスティング

先の週末に サンプルで届いたワインのテイスティングを 社員全員で行ないました。

社員全員で出来るところが道上ワインの強みなんです!大企業じゃできません。

いま、扱っている シャトー・カントゥルーが 2002年なので、その次のワインとして 何年のものがベストかというテーマです。

送られてきた3本は、シャトー・カントゥルーの 2005年 2006年2007年と連続したヴィンテージ。

いずれも、メルロー 60% カベルネ・ソーヴィニヨン 40%の割合で 現行の 2002年とは異なる割合です。

>早速、比較してみました。

ちなみに 比較対照は 現行のカントゥルー2002年の熟成している味わいと、シャトー・ラ・ジョンカード 白ラベル 2005です。

>うーん、さすがにどれも微妙に味わいが違います。

2007年 やや優しい味わいの果実味が印象的
2006年 酸がすくなく ふくよかな果実味 余韻も長め
2005年 果実味の中に旨味が出てきている

そんな印象でしょうか。

今回は、ブラインドではないですから、各ヴィンテージのおおまかな情報が頭に入ってます。2005年はボルドーにとって、かなりいい年だということ。

もちろん、一年分の熟成の差はあります。

ただ、その点をふまえても、私個人としては、2006年に将来性を感じました。

しかし、やはり人間がおこなう評価、意見は分かれてしまいました。

もちろん、正解があるわけではなく、来年やまた次の年になって、はじめてその予想が正しかったかどうか、判断できるわけです。サンプルも、航空便で届いて間もないので、本来の調子ではないかもしれませんし・・・。

なんてこともあるので、 もう一度 時期を変えてテイスティングしてみます!

こんな感じでワインを選んでますからね!

冷静(的な日常)と(高級への)情熱とのあいだ 

ミシュランガイド 、11年にシカゴ版を追加

 厳選したホテル・レストランを紹介するミシュランガイドにシカゴ版が登場する。

 ミシュランガイド総責任者のジャン・リュック・ナレ氏が発表した。アメリカ中西部の都市としては初めて。「ミシュランガイドシカゴ 2011」が、今年11月に店頭に並ぶ予定。北米ではニューヨークシティ版が2005年11月、サンフランシスコ版がその翌年に発売された。

 シカゴには人気フレンチ「チャーリー・トロッターズ」、創作フレンチ「アリネア」をはじめ、和食、イタリアン、中華など各国のレストランが競っている。ナレ氏は「素晴らしい料理、文化、美、そして革新的な精神で名高いこの都市を、ミシュランガイドに加えることに大きな期待を抱いています」と語った。

 ヨーロッパ人とアメリカ人の調査員が匿名で、既にシカゴに2年間滞在し、レストランとホテルの調査を実施しているという。ミシュランガイドは、23か国を対象に25種類のガイドが発行されている。

2010年7月26日 読売新聞)

日本でも、東京と京都 版がありますね。

この記事を読んで、シカゴへ行ったときのことを思い出しました。

1998年の5月、ソムリエの資格を取ってまだ間もない時期で、高級ワインに憧れていたときでした。

運良く、もしかしたらご褒美的に?、当時の会社より研修旅行への命が下り、米国4都市へ赴いたうちの一つでした。(当時の会社の上司の方々、本当に有難う御座いました。)

 今となっては、分かりませんが、その当時は ブルーノート、ローリー・ザ・プライムリブが人気で、定番のスポットだったはずです。もちろん滞在初日に行って来ました。

 ただ、ブルーノートは、入店の際、たしか自分だけ年齢確認を求められましたっけ。その時もう28歳にも関わらず。

ブルーノートでワインを飲むなんて野暮なことはせず、翌日に向かったところは シカゴ一高い「シグニチュアー 95 th 」 とういう超高層レストランです。

 文字通りの95階です。景色は絶景を通り越してます。高すぎるんです。そんな印象でした。夕暮れ時から入店して、五大湖を望みながら、変わり行く景色に 心奪われる姿の オヤジ4人の姿は、いかほどだったでしょうか。  そう、研修旅行ですから・・・。同じ会社の方とともに行ったわけで、ロマンチックなどかけらも無いわけです。

でも、その方の素晴らしいのは、 私よりも 上の立場の人で、その方のススメで 「せっかく 来たのだから、体験出来る事はしとかなくちゃ!」というで、そんな贅沢なことをしてきたわけです。 

確か、コースを食べたのですが、よく覚えてないのですね。 でも、ワインは覚えてます。 「ドミナス 1986」 。ワイン通なら知る有名どころが関係するワインです。名前も覚えやすいし、ラベルも印象的でした。

当時は、そんな高級カリフォルニアワインを買うことも無かったですし、ましてやレストランで頼むことなど皆無でした。それは、フランス・イタリアに凝っていたこともあるからでした。

また、なかなか 時間を経たカリフォルニアワインに出会うことも少なかった気がします。恐らく、恐らくですよ、比較的値ごろ感があったのでしょう。だから、注文したはずで、それまでの滞在で、この手の高級ワインは頼んでなかったですから・・・。

 やはり、なかなかの美味だったと思いますあぁ、やっぱり、せっかくの機会だから、その地のワインを飲まなきゃ 高級というものも知らなければ なんて 思うハメになりましたっけ。

 おかげで、翌滞在先のニューヨークでは、当時の3大フレンチレストランを3日で3件堪能してきてます。

結果、旅行費用の精算の総額が莫大な請求になってましたっけ。

そんな意味でも、思い出深い地の思い出深い 1本です。

その後は、残念ながら飲むことはありません。今では、かつて赴きのあった絵のラベルも 今では文字だけのスタイリッシュなラベルに変わってます。

そう今は 私も変わっています。憧れだった高級ワインへの思いも、その触れ合いも少なくなりました。

それを忘れさせる、日々の可愛いワイン達に囲まれている。そんな暮らしに浸っています。

シカゴが美食の都市として、注目されるガイドブックの発売記事に ふと 思ったことです。

カン入りワインについてカンタンにカンがえてみました、味わいに違和カンがあるかそこがカンジンです。

以前にも、缶入りのワインが販売されてました。でも、確かもう少し高かったかな。350円はしたのでは・・・。とうとう、300円切りました。こうなると、手ごろ感がでてくると思うのですが、なんかしっくりきませんね。

ワインはグラスで飲むもの!なんて、固定観念があるからでしょうか。先の缶入りワインもそういえばまだ試していません。

とはいえ-----。

味わいはどうなんでしょうか。

というのも、缶ビール 好きではないんです。何か味わい的に、好きになれないですね。

生ビール、瓶ビールとは同じ商品でも 違う気がするんです。

ですから、たまに バーなどでアルミ?製のカップなどで お洒落に出てくるんですが、苦味を強く感じて美味しく飲めないです。まぁ、個人的嗜好といえば、それまでですが。

 少し前に、ホテルのレストランで勤務していた時、よく覚えてないのですが、何故か提供するために出したワインがダブっていて必要ないという状況になったことがありました。

そのワインは、バッグ・イン・ボックスと呼ばれる、ボール紙箱に真空のパックがあり、その中にワインが入っているものでした。

つまり、一度出してしまうと元へ戻せないのです。

そこで、空いていたいろいろな容器を使って、保存したのですが、たしか、やむにやまれず、最後にステンレスの容器に入れてしまったような。

しばらくして、味見してみると・・・。やはり、違いましたね。

もちろん、時間が経ち酸化してる部分もあるでしょうが。とにかく、長時間保存される可能性を持つ、ワインにとって、過去においては歴史の中でガラスが一番あっているとのことで今まで来たのですから。

あっ、そうそう、缶ビールは、好きではないですが、缶のコーラは、好きですね。なにか、炭酸がきっちり入っていて、ペットボトルより抜けてない感じがするんです。

うーん、結局どれだけ 飲みなれているかにもよってくると思います。ですから、一概に缶がどうしたこうしたいえませんけど。

恐らく、もし味わいの問題が以前はあったとして、そのため缶ワインが造られていなかったとしても、この時代において提供をするのですから、その辺りは、クリアしていると思いたいですね。

ただ、せっかくの色合いが 缶から直接飲む場合には見えないので、寂しい気がします。それに、スワリング(グラスを回して ワインの香りを発たせること)もできないか・・・。

まぁ、まずは 実際にカンパイしたときに、改めて報告します。

ボジョレー・ヌーヴォーとクリスマス・ケーキ

昔、昔、その昔、某お菓子メーカーに勤めていた私は、冬の寒い朝、日が出ていない6時ごろから工場へでかけていったのを思い出します。

その日は12月24日 クリスマス・イブ。

そう、その工場とは、クリスマス・ケーキをつくる工場でした。

今では知りませんが、クリームや苺をサンドするには、機械では出来ず、人の手によって作らなければならないから、とにかく人手がほしいのです。

朝から夕方まで、まぁ一体何個のケーキを作った(手伝った)ことやら・・・。

その後は、当然、一番の稼ぎ時の、クリスマス・ディナーの準備にレストランへ向かいましたっけ。

昔はレストランでワインが売れたなぁと思い出しますね。

と、何を話しているかといえば、下の記事です!

創業130周年を迎えるブルゴーニュの名門ネゴシアン「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」のボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー2010の予約受付が始まった。 ドルーアンのヌーヴォーは1959年に、3代目当主ロベール・ドルーアン前社長が、友人達を喜ばせようと、自ら手掛けた新酒を紹介したのが始まり。ボジョレ地区に大きなメゾンが創業される60年代に先駆けて、ヌーヴォーを瓶詰めして売り出した。(2010年7月23日 読売新聞)

これも、すごいですね。 なにがって、よく考えてくださいね。 ボルドーの高級シャトーの先物売り(プリムール)とは違いますからね。

 この時期ワインはおろか、ブドウの収穫も終えてないどころか、ブドウの実も成分的にはまだまだ未熟です。

それを、遠い遠い日本で予約が開始されてしまうのは、驚きです。

ホント、ワインビジネスを象徴の一端です。ケーキは、売れるかどうかわからずとにかく、当日でも作り続ける。結果、大量に売れ残ってました。

一方、ボジョレーは、ワインができてもないのに、予約販売をする、いやしなければならない状況。

この2つに共通するのは、旬が 短いのです!その日を過ぎれば、価値は一気に下がります。

そのために、ケーキは作れるだけつくろうとする、ボジョレーは完全な保証が無いにもかかわらず、積極的に予約販売をする。どちらも、人間のエゴのような気がします。

ケーキを作っているときに思ったことは、今もやっているところ多いでしょうけど、完全予約制で丁寧に作り、味わってもらうほうが、より価値があって喜ばれると思ってました。

 逆に、ボジョレーもお祭り騒ぎを控えめにして、出来たワインを売っていく形で楽しんでもらえばいいんじゃないかと思うんですが。

余談ですが、解禁日に売られているボジョレーは、後の春先に入荷するボジョレーよりも航空運賃分だけ高いです。

万一、予想通りの収穫が出来なかったら、一体どうなるんでしょうか。

詳しい仕組みを知らないで話てますが、どなたか、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

ボルドー は ユ●クロ になれないのか?

1級シャトーの価格、10年間で約2・7倍に値上がり

 ボルドー1級シャトーの価格は、過去10年間で約2・7倍に値上がりしたことが、英国のインターネット上の高級ワイン市場「Liv-ex」の調べでわかった。

 Liv-exが10周年を記念して、「ファインワイン 50 インデックス」の指数を調査した。2000年6月末から2010年6月までの10年間で、1級シャトーは276%の価格上昇を示した。同社によると、この値上がり率は、金の194%をしのいでいる。ロンドン証券取引所の株価指数「FTSE100」も、米国のS&P 500もマイナスを示した。

2010年7月22日 読売新聞)

やっぱりというべきか、まぁ、誰もが実感している話なんですが、ワイン市場が成熟しているイギリスでこの話がでているとなると・・・。日本も当然ですね。

さらに、追い討ちを掛けるように、ボルドー委員会は、さらなるブランドイメージを強めていくために、低価格すぎるワインや一定の品質以下のワインに対して対策を講じていくと発表しています。

つまりは、シャトーなり造り手なりの 企業的再編が起こるきっかけになる話だと思うんです。

これが、結果的にどうなるか、これから10年が気になります。

確かに、美味しいワインが世に多く出回るのは、結構なんです。

ただ、単にブランドイメージを追いかければ、値段は騰がっていくだけだと思うんです。

トップシャトーが、上記の値上がりの仕方です。

とても、全世界的な市場を考えているとは思えませんよね。

企業再編→ 設備投資→ブランド力アップのためのコマーシャリズムの増大なんて結果、全体的に価格が上がっていってしまうのが、怖いですね。

思い切って、ボルドー委員会も、日本のファストファッション ユ●クロのような、「確かな品質かつ安心価格」ブランドイメージを追いかけてほしいですね。

それが、できる唯一のワイン生産地のはずだと思うんですが。

世界最優秀ソムリエコンクール  

先日の土曜日 NHK ワンダー×ワンダー 「香りと味の名探偵」と題し、世界最優秀ソムリエコンクールの模様を放送してました。

 頭の片隅にはあったものの、すっかり忘れてしまい、点けたときは、終了15分前でしたっけ。でも、決勝の 勝負を分ける、アイスワインに関するブラインドテストにおけるコメント。 見ごたえありましたね。

特に、優勝を争う二人のコメントと、そのワインが、貴腐ワインであるか、否かを巡る制限時間内での判断。優勝者の、最初のコメントは、「これは貴腐ワイン。」と言い切って、最後の最後で、「矛盾するかもしれないが、これはカナダのアイスワイン」と結論付けたこと。

できないだろうなぁ。と思いました。なにが、できないかって。経験からして、どうしても最初の印象を大事にしてしまうものなんです。

大体、考え抜けば抜くほど、迷いが生じるのが恒じゃないですか。

自信をもっているのに、自分を疑い、その瞬間のワインに向き合ってるんだなぁと感嘆しました。そういえば、コンクール、残念ながら挑戦したことありません。余興的な、ブラインド・テストで近くまで当てて、景品のワインを貰ったくらいはありますけど・・・。

コンクールに出る人は、素晴らしいですね。その情熱。

 出たことないので、詳しくは分かりませんが、ソムリエコンクールのサービス部門は実務に近いのではないかと思っています。 コンクールと実務、試験と実務は別物だと多くの方が言っているようですが・・・。 

実際、レジのコンクールとか、ファストフードのコンクールとか、たまにテレビなどで取り上げられて目にしますが、余りにもデフォルメしすぎていませんか。

笑顔と声の大きさ オーバーアクション。コンクール用としか見えないんです。

 でも、ソムリエのコンクールは、準備されているグラスが汚れているとか、トラップもありますが、サービス実技においては、おそらく 皆さんがいつも目にするスマート(?)なアクションと会話だったりするわけです。

もちろん、そこには、コンクール独特の緊張がついてまわってしまう選手もいますけど。 意外と見てて楽しいですよ。機会があったら、日本のコンクールでも覗いて見ることをオススメします。

今、日本では、ソムリエに限らず、ワインを扱うワインアドバイザーやアマチュア資格のワインエキスパートまで、コンクールがあるんです。すごすぎる・・・。この辺はどうなんだろう。機会があれば、どんな風にやってるか見てみたいですね。

あわよくば、これから狙ってみるのもいいかも知れないですね。

今回のソムリエ世界チャンピオンは、18年間で6度にわたる挑戦の末 52歳で手にした栄冠。

まだまだ、いけるかも?

香港のワイン国際展示会 VINEXPOで思ったこと  今更編その3 シャルドネ 

今回は、白ワインについてです。

品質上がってますね。ワイン新興国と呼ばれる国々の白ワイン。

特にシャルドネ。その事実を認めざるを得ません。

シャルドネって、どこにでも適応できるブドウとして、世界中にひろがっているんですが、その器用さとは、裏腹に本当に美味しいシャルドネを出しているところって少ない気がします。

 いわゆる、ニュートラルな味わいで、時にミネラルの風味を、時に果実味を、時に樽の風味に包まれてと姿を変えて我々の前に現れてはいたのですが、かならず、味わいのどこかに、フランスのブルゴーニュとは違う風味が見えていたはずなんです。

それが・・・。

少ないながらも全ブース立ち寄って白を飲み尽くした南アフリカ共和国。

たしかに、価格の低いレンジは余韻に、独特の、土っぽい苦味を感じます。

 しかし、一つ上の、(金額的には2つ上という感じですが)レンジにあがると・・・。

樽発酵したシャルドネが、「どう、私 を見て」とでも言わんばかりに、艶やかな表情を見せてましたっけ。

美味しく飲むためのシャルドネという感じでしたね。

はたまた、チリ。

非常に数多くのワインを出展していて、全部は試せなかったのですが、一つ非常に気にかかるワインがありました。

前情報などなしに、勝手に注いで飲んだワインは、ブルゴーニュでしたね。
(ブラインドだったら間違う? 何百というワインをテイスティングした後だからか? もう一度飲めば 違いが分かる? 今だに、自問してしまいます。)

正直、驚きましたよ。 その後、話を聞けば、やはりというか、ブルゴーニュの造り手がチリに、進出し、作り上げているワインだそうです。

いや~、新興国の赤ワインが、リーズナブルでそこそこの品質を上げていたのはもちろん知ってましたけど、赤ワインで、アレだけ酸がないゆえ、重たく感じるところで、白ワインで上質な物は、難しいだろうと勝手に思っていましたことが恥ずかしいです。

 イタリアのシチリアでも赤ワインで非常にエレガントなワインに出会い、熟成が楽しみなワインがありましたっけ。

それと同じで、恐らくは、畑自体が標高の高い涼しいところなのではないかと思います。

 ただ、どちらも、すぐに飲んで美味しかったですが、熟成に向いているか、どんな変貌を遂げるかは正直分かりません。

 今後が楽しみなワインに出会えたこと 素直に 嬉しく思います。

香港のワイン国際展示会 VINEXPOで思ったこと  今更編その2 カヴァ

では、ワインの味についての感想を 軽~く つづっていきたいと思います。

まず今夜は、スペインのスパークリング カヴァ。

以前、地中海レストランなんてとこでも、働いてました(20世紀末)ので、イメージは掴んでいたつもりです。

でも、裏切られましたね。10年の月日は長いです。

カヴァだけでも、15種は飲んでますが、何かが違うんです。一言で言えば ドライすぎる感じです。

もちろん、比べる対象が シャンパーニュやそれに準じたスパークリングワインであれば、根本的にブドウが全く違うので味わいが異なることは理解してます。

それでも、辛口嗜好で ブリュット(極辛口) なのか、ブリュット・ナチューレ(糖分加えずを表す)なのかを問わず、風味が鋭角で広がりに欠けるんです。

ただの思い過ごしかもしれません。そう、もしかしたら、今のような、日本の蒸し暑い夏などには、ピッタリかも。

また、ワイン単体で飲んでるからかも・・・。食事とあわせると、全然雰囲気が変わるのかも。

サフランをたっぷり使ったパエリア。 パスタを使ったパエリア フィディウア。この頃、食べてないので懐かしいです。っと、今不意に思ったのですが、イカ墨のパエリアがピッタリ合う気がします!

土鍋の中で、熱々のたっぷりのオリーブオイルが沸騰している アヒージョ のエビやホタテにあうかもしれませんね。

はたまた、あの独特の脂身がはまる 生ハム ハモン・イベリコなどにも合うのかも!

とはいえ、もう一つ足りない気がしたのです。

飲んでるときに、料理をイメージさせてくれるものが少なかったのです。

リオハの赤ワインのこなれた風味やシェリーの独特の風味、多様性に比べると、さらにその想いが募ります。あとは、10年前より、総じて価格が上がっているから、なおさらなんですが。 

ただ、10年以上熟成したカヴァは、美味しかったです。

素直に認めます。そこには、旨さを醸し出す細かな成分が詰まっているのが感じられました。 

でも、価格は¥10,000くらいでした。確か。

イタリアのスパークリング フランチャコルタや プロセッコ なども、独自色を出そうとしながら、どんどん高いレンジになっていきました。

そういえば、時間も限られてましたので、イタリアのブースには近づきませんでしたっけ。

スペインのカヴァもそうなってしまうのかも知れません。 

会場にいた生産者たちから話を聞くかぎりでは、彼らはまさにそれを狙ってましたけど。 

どうなっていくか、興味があります。

 何年後かにご報告したいですね、この場で。

ワールドカップ スペインが 優勝しましたけど、祝杯はやっぱりカヴァでしたっけ?

香港のワイン国際展示会 VINEXPOで思ったこと  今更編

様々な飲食店での経験があるので、フランス料理だけでやって来たソムリエさんに比べたら、色んなワインを飲んだり、味見してきました。と思います。

一番多いのは、フランス?イタリア?その次はスペイン?カリフォルニア?というところでしょうか。

でもやっぱり、偏ってますね。

それは、さて置き、2ヶ月も前になりますが、その経験を基に、香港の国際ワイン展示会にいってきたのですが、、何も語ってなかったので、軽~く感想を・・・。 「今更か」 と 突っ込まないで下さい。

目的は、安くて美味しいワインを見つけること。 

何しろ、ワイン生産国のほとんどが出店してます。でも、直後の社長の報告(5/28付け)からも分かるとおり、目的に近づくことも出来なかったです。

ただ、そこで思ったことは、展示会は本当にワインビジネスの場でした。

各ブースも、きれいに、豪華に 飾り付けられてました。毎年使うものとはいえ、手間・コストが掛かっているのが分かります。

そして、手渡されるパンフレットなどの書類の豪華さ。映画館で売っているような、カラーの、しっかりとした造りに、印刷のニオイフェチの私は、思わず嗅ぎたくなってしまうほど。いやいや、そうじゃなくって。こちらも、お金がかかってるなぁ という印象です。

 日本のフード・ビジネスでの展示会 foodex と同じように、その資料を入れる大きな肩下げの これまた上質な紙バッグもワイン販売社が配っています。しっかり貰って活用しましたが。

何がいいたいか、分かりますよね。 この費用が、全部ワインの価格に反映されてしまっているわけです。

来場者も予想を超え、盛況だったとの報告もありますが、造り手・売り手は、とにかく知ってもらうための、ビジネスの大幅な努力を強いられている気がしてなりません。

この結果、ワインが高くなって、ワイン人口が減ってきたらと思うと・・・。

「2009年の世界のワインの生産量や輸出量、消費量は、不況の影響を受けて、横ばい傾向にあることが、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)の第33回世界ブドウ・ワイン会議で明らかになった。」( 7月13日 読売新聞)

なんて、記事もあるし。

みなさんは、どう思いますか。

 そうそう、MICHIGAMIワインは、ネットを中心に商品を紹介してます。

そんな豪華なパンフレットはありませんので決して、「豪華カタログ請求」などしないで下さいね。

その代わり、良心的な価格で、美味しいワインをお届けしていきます。

結局、軽~い 感想のつもりが・・。最後は宣伝になってるし。

できたら、ワインについての感想を明日にでも。

レストランの美味しい料理とワインの関係?!その4

長く続いてますが、今夜は、BYO(BRING YOUR OWNの略、ワインをレストランに持ち込むこと)と料理の話です。

美味しいワインだけ楽しみたいなら、ネットでも、酒屋でも買って、自宅で飲めば良いこと。

でも、せっかくの美味しいワインなら、手の込んだ料理、美味しい料理、素敵な雰囲気で飲みたいものです。

さて、BYOを行なえば、いつもと違った流れになるのですが、ご存知ですか?

 レストランでは、大抵料理を先に注文して、ワインリストとなるパターンですよね。

ソムリエがいれば、「ご注文頂いたお料理には、このワインが合うと・・・」なんて、薦められます。

ワイン愛好者にとって、飲みたいワインとそのお薦めがマッチしていればいいのですが、そうとは限りません。

また、膨大なワインリストがあれば、選ぶのも時間がかかるし、きっと予算の関係で飲むことができないワインも多くなってきます。

この点BYOなら、その問題点は解消されるのです。なぜなら、ワインが決まっているからです。そう、このワインに合う料理を選ぶ楽しさが増えます。

 ワインリストにおける価格の差は余りにも激しすぎます。

でも、料理はそこまでの価格の差はありません。

超高級素材を使うもの以外なら、カテゴリー(前菜・魚・肉)ごとに、同じような金額です。

お咎めナシで選べるのは、いいことです。

 さらに、ソムリエを始めとしたスタッフに、ワインに合う料理を選んでもらうことも出来ます。

逆の発想です。

こうすると、意外とソムリエも、プライドの為に頭働かせますから、料理選びも楽しくなります。

 また、さらにうえ行くパターンもあります。

前持って、持ち込んでおくことが前提で、料理長がそのワインに合った料理をコースとして用意してくれるなんて素敵なレストランもあるのです。

 それと、イタリア料理店に多いのですが、イタリアワインしか置いてないなどワインの種類が限られているお店。

同じ国どうしの料理とワインの相性がいいのはもちろんです。

しかしこれだけの、国際社会、ワインと料理においてのマリアージュ(結婚)も、国際結婚があってもいいと思います。

意外な発見が見つかるはずです。

ワインに関して言えば、決まってるから、前持った準備が出来る点も魅力です。

味わいが、より華やかに開くまで、抜栓後、1時間なんてあるじゃないですか。

これも、前もってのBYOなら、可能で、そのワインの能力を最大限に引き出せることができるんです!

とにかく、BYOをすると、美味しい時間と素敵な体験がより身近になるわけなんです。

ですから、今はレストランに頑張って、いや頑張らなくてもいいから、BYOを取り入れて、広めていってほしいんです。

やはり、ワインはレストランで飲むのが一番美味しいと思われれば、レストランの勝ちなんですから。

レストランの美味しい料理とワインの関係?!その3

今回はレストラン側から見たBYOについてです。

はっきりいって、多くのレストランがBYOに消極的なはずです。

その理由は、利益が一番でるのが、飲み物だからです。

特にワインは、高額なものもあり、レストランにとっては、売上金額の稼ぎ頭にもなる存在です。

それを、お客に持ち込ませる。抵抗あるはずです。

普通、売上の3割くらいが、飲み物です。

単純に引き算してしまうと3割近く売上が下がる、利益もそれ以上に減ると考えてしまいます。

その根底にあるのは、料理は、目一杯無理をして、美味しい料理に仕立てられているということです。

料理で人を呼ぶために、多少の無理をしてその分、飲み物で取り返すといったところですか。

それは、昔なら通用した話です。

今の情報がすぐに入る時代で、ワインの値段が、ホントはいったいいくらなのか判ってしまう状況下では、逆効果のような気がします。

理想は、料理も適正なコストによる料金設定にして、飲み物が、カバーする役割を負わない形です。

これは、あくまで理想論です。でも、BYOが浸透すれば、より多くの来客が望め、ワインを飲む雰囲気が出来上がれば、自然と売上、利益も出てくると思うのですが。

次に対応の難しさやリスクも挙げられます。

現段階でワインの持ち込みをする人の多くはワイン愛好者です。

ワインについては、あるレベルの知識・経験をもっています。なかなかワインに慣れているスタッフでないと、その者に対して満足いく対応をすることは難しいです。持ち込まれているワインは、高価なものや年代ものが多いです。

そのワインに相応しい対応、例えば、グラスの選択、提供の順番、温度、デカンタージュの要否など。ソムリエならいざ知らず、置いていないワインへの完璧な対応を求められても難しいです。

ちなみに、古酒と呼ばれる熟成したワインなどは、コルクが弱くなってますので、開けるのにボロボロになります。

知っていれば、対処もスムーズにできるのですが、知らないと・・・。

もう一点は、扱ってないのですから、代えが効かないこと。

たとえ、そのワインが良い状態でない場合でも、提供を前提にしなければならないこと。

飲む飲まないかは、お客様が判断するべきで、レストラン側だけで変更できないことになります。

もちろん、同じワインがあるとは限りませんから、交換したくても出来ない場合のほうが多いです。

思いいれのあるワインであれば、なおさらのことですが、料理と共に美味しさを楽しんでもらう目的は達成できなくなります。

また、よくある例ですが、年代もののワインで、必ずオリが出ているだろうワインを、当日に持ち込まれて、すぐに飲む事は、非常に難しいものです。

もちろん、オリが舞って雑味がでることを承知の上でならいいのですが、そうやって、持ち込む人のほとんどはオリの存在すら知らない場合も多いです。

そこで、味わいについて「飲みづらい」「美味しくない」といわれてしまうのは、残念で仕方ありません。

いろいろと挙げましたが、どれも、BYOについての情報を伝えていくことによって、BYOが浸透することによって解決できる要因だと思っています。

どれも、ワインがもつ特殊性です。

そのことを知っていくにつれて、ワインを美味しく飲めることが判れば、誰だって学んでいくはずです。それも、BYOの魅力の一つです。

次回も、もう少しBYOについて、考えて見たいと思います。

レストランの美味しい料理とワインの関係?!その2

なぜ、日本でBYO(BRING YOUR OWNの略で、ワインをレストランに持ち込むこと)が流行らないのか。

私が知っているBYOのお店は1994年、今から16年前にワイン持ち込み無料を行なっていたイタリアンレストランでした。

ワインも種類が豊富で満足いくもので、ハウスワインが飲み放題という、ワイン好きには、たまらない店でした。

東京の 六本木という 今も昔もレストランの激戦区で 今日もその根本的なスタイルを変えず、営業を続けています。筈です。 しばらく足が遠のいてますが・・・。

 こんな店が実在するということ、15年を超えても営業を続けていられること、を考えれば、不可能ではないはずなんです。

とにかく、ワイン愛好者にとって、そんな素敵な店が絶対的に少ないということが、まず、いえます。

そして、あったとしても、知られてないんです。トップクラスの有名店ではないからです。

BYOを行なっているお店は比較的手ごろな価格帯のレストランであることが多いです。上で紹介したレストランもコースで3000円代でしたでしょうか。

一方、私達がレストランに持ち込みたいと思うワインは、トップクラスや、それに近いもの、貴重なヴィンテージのワインだったりするわけです。

このバランスの悪さが、一因となっているような気がします。

それが贈答でもらったものなのか、自分で記念日用に買ったのかは、別として、ワインを味わうだけでは、もったいないです。

そのワインにあった雰囲気、そして少なくとも美味しい料理は必要不可欠なわけです。

その双方を満たす場所が、少ないのが現状です。

つまりは、BYOとしての、使い勝手が悪いわけです。

高級グルメ本に載るようなレストランが、BYOを行なっていたなら、きっと変わっていたと思います。

もちろん、ある程度の制限的規約を設けることに対しては、我慢しますよ。

高級レストランが先頭を切って、レストランでワインを飲む素晴らしさの入り口を、BYOで始めれば、ワイン愛好者もその制度を存分に利用すると思うのですが。

この情報時代、どうしたって知られるはずです。

そして、多くの人々が利用できるようになれば、あまりに稀なため、何か後ろめたさを感じてしまう雰囲気などなくなっていく気がします。

こんな、夢のような話が実現することを願ってやみません。

そうすれば、私の飲むに飲めなかったワイン達も、報われる時が来るのです!

次回は、レストラン側からみたBYOについてです。

レストランの美味しい料理とワインの関係?!その1

気になる記事がありました。

ワインの持ち込みが可能なレストランを集めた「BYO ワインクラブ」が、ロンドンで発足した。

 「BYO」は「BRING YOUR OWN」の略で、ワインをレストランに持ち込むこと。

オーストラリアや米国では認めているレストランも多いが、ワイン販売の収入が大きい英国では広まっていない。

ワイン愛好家の夫婦が、記念日の夕食に古いボルドーを持ち込もうとしたら、レストランに断られるか、高い持ち込み料を求められたことから考え付いた。不況下の新ビジネスとして注目されている。

75ポンドの年会費(秋には99ポンドに値上げ)を払うと、クラブに加盟するレストランに、小額の持ち込み料か無料で、自分のワインを持ち込める。

加盟店にはワインに力を入れるレストラングループや「アーブタス」「オーベルジーヌ」などのミシュラン1つ星レストランも含まれる。会員には、レストランからのお知らせ、食品の宅配、特別ディナーの案内なども届く。

 ただし、レストラン側の利益を配慮して、一定の規約がある。

持ち込めるのは、未開封の市販ワインとシャンパーニュだけ。

ビールやスピリッツは禁止。レストランのリストに載っていると知りながら持ち込むのも禁止。

ハーフボトルより小型ボトルは禁止で、マグナム以上は店の許可が必要。

極めて安価なワインの持ち込みの自粛と、ソムリエに試飲させることも推奨されている。

また、レストランによって制約がある。

持ち込みは無料だが、平日のランチやディナーに限る店もあれば、1人当たりの食事代が21ポンドを超せば平日のランチは持ち込み無料という店もある。

2010年6月16日 読売新聞)

レストラン出身の私としては、心苦しい話でもあります。

日本も、持ち込み出来るところが少ない!これ、事実です。

レストランで働くのも、飲み食いするのも好きなのでどちらの事情もよく分かります。

昔は、自分でも持ち込み出来るところを探して行ってましたっけ。

何度か通って、顔なじみになってしまえば、こっちのものです。

ホテルのメインダイニングでも持ち込み無料にさせてもらってました。

その代わり、2本飲むうちの1本は持ち込みさせてもらうなど、一応、気は遣ってましたっけ。

同業と知られてないと思いながらなんですが・・・・。

そう、顔なじみ、常連になれば、恐らく、このシステム必要ないんですよね。

ただ、そんなレストランに出会うかは、また、別の問題ですので。

日本でも、このBYOが紹介されたのが約10年以上前。

しかし、BYOの言葉どころか、持込みも歓迎されてないのが事実です。

次回以降で、なぜ日本では、このBYOが難しいのか、少し検証してみたいと思います。

もっとレストランでワインを楽しんで飲む人が増えることを、願って・・・・。

ワインブーム

最近、統計資料を調べておりました。

日本のワインブームって結構あったんですね。全部で6回。

自分にとって、ワインブームって、12,13年前のちょうどソムリエの資格の受験した時で、マガジンハウスの雑誌ブルータスが3号連続でワインを特集してて、売り切れになったとか?

そんなことを覚えてます。

資料によれば
一番最初は、1972年 本格テーブルワイン市場

次が、1978年 1000円 ワインブーム

第3次が、1981年 地ワインブーム

と、この頃の詳細は述べませんが、圧倒的に国産ワインが多かったようです。

その後、
第4次 が 1987~1990年のよく話題になる ボジョレー・ヌーヴォー と 高級ワインブーム
 バブル経済の時期ですね。

あまり記憶にないのですが、
第5次 1994年 低価格 ワインブーム
500円のワインが スーパーなどの店頭に並んだ頃です。

この時代になると 輸入ワインと国産ワインがほぼ同じくらいになります。

もちろん、第1次ブームにくらべて、消費量は7倍から10倍になってます。

そして、記憶に新しい
第6次 1997~98年 赤ワイン健康ブーム
98年の消費量は 96年のおよそ2倍の伸びでした。

もちろん、ブームには始まりがあり終わりがあります。

その後は、年々消費量は 減っていっています。

とはいえ、2000年後半は 先の98年には及ばないものの、ブームが始まった97年を超えているのです。ブームは去ったものの、ワインを飲む層が確実に定着したことを表しています。

こうしてみると過去は4~6年おきにブームが起こってるんです。

しかし、第6次以降は・・・。

 最近の韓国、中国のワインブームがアジアのワイン消費量を牽引していくと予想されてます。

ワイン消費の先進国?日本としても負ける訳にはいきません!

1人でも多くの方にワインを飲んでもらい、ワインの消費量を増やし、アジアにおけるワイン界のリーダーになりましょう!(話が大げさになりました)

※2007年の 消費量は およそ23万kl 1人当り年間消費量は 約1.8Lです。

ちなみにフランスの 1人当り年間消費量は 50Lを超えています(2006年)。

ソムリエ初めてのワイン・・・。

昨日のブログの懐かしいつながりで、初めてのワインを思い出してみました。

実は、銘柄なんて覚えてません。白、赤ともに。

どちらも学生時代ですね。

初めては、白ワイン。仲間とクリスマスパーティでした。

ここまで、聞くと格好のいい感じですが、実際はアフタークリスマスの野郎ばかりの集まりで、(麻雀目的です)場所は、友人の住み込みの新聞配達の寮、6畳間でした。

木造でトイレも共同でしたよ、確か。

ストーブつけてるのに、5人以上いるのに、もちろん窓閉まっているのに吐く息が白いんです!(今もあるでしょうか)

そこへ向かう途中でお酒を調達して、ほとんどビールでしたがその中に、白ワインがまぎれこんでいたのです。赤は何故か無かったです。

本当に初めてでした。多分、コップで飲んだと思います。

飲めなかったです。自分にとっては、白ワインの酸味が強すぎてとても、とても、飲み物と思えなかったです。周りは、飲んでいたかもしれません。

でも、残ったはず。

おそらく、フランス産のワインなんでしょうけど、全然わかりません。

今から20年も前の話です。

翌年は確か、周囲のバブル景気のクリスマスイベントにつられて、ホテルのディナーなぞ行ってしまいました。

白ワインが飲めないことが判ってましたので、いきなり赤ワインをお任せで頼んでました。

グラススパークリング?食前酒?記憶にないです。

そこは、リゾートホテルのレストラン。スタッフも臨時の人間がいたはず。

ワインを決めたスタッフ、絶対にソムリエなどではないことは、覚えてます。

今考えれば、何も聞かずに任せてしまったこと、なんか悔しいですね。

なにせ、何飲んだか全然覚えてませんから。少しでも説明聞きながら、注文してれば・・・

フランス料理なので、きっとフランスワイン。

そこから先はボルドーなのかブルゴーニュなのかさえも覚えてない有様です。

はっきりとした味わいは思い出せませんが、白ワインより赤ワインが自分には向いていると当時思うきっかけになりました。1本空けた気がします。

その後として、会社の入社パーティでの宴席で、「白?赤?」の問いに、変な自信をもって「赤!」と選択したことを覚えています。

ワインとの素朴な付き合いは、そこまでですかね。

これまで、沢山ワインを飲んできたのに、最初のワイン体験はこんなものでしかない のは、少し情けないですね。

「初めて飲んだワインが忘れられなくて、ソムリエになりました!」

なんて、格好いいこと、言ってみたかったですね。

最初に飲んだワイン、みなさん覚えていますか?

「美味しかったので覚えてる」人って、羨ましいですね。

破格ワインセットの味わいに思う懐かしさ

昨日の続きですが、破格ワインセットの全体の味わいについてふと思ったことです。

今回の破格赤ワインセット。内容は伊トスカーナ5本に仏ボルドー1本でした。

伊ワインのほとんどはサンジョヴェーゼという土着の品種。(メルローもの1本あり)

仏ボルドーは、カベルネとメルローです。ご存知、しっかりした赤ワインの代表的ブドウです。

出来るワインの味わいからいえば、トスカーナ サンジョヴェーゼは酸味を活かした果実味主体。

カベルネは渋み、メルローはまろやかさ・コクが特徴で、そのバランスを活かしたものがボルドーワインの味わい。

どちらが、若い(リリース直後)うちから楽しめるかと言えば、断然サンジョヴェーゼです。

逆に、ボルドーワインはとっつきにくいところがあります。

しかし、熟成を経たワインの優雅さを考えれば、最初の気難しいところも、ご愛嬌でしょうか。

そんな、大まかな印象を私は持っていました。今回のワイン、その印象に近いワインだったと思います。

評価額低いワインなどは、まさに典型です。

仏、伊の1000円位のワインって、そうそう、こんなワインが多かったなぁ と懐かしく思えます。

しかし、ワインは刻々と変わりつづけているのだなとも感じました。

実際、かつてのイタリアンレストラン勤務時代、濃い目に作ったサンンジョヴェーゼ主体のワインが増えてきていたのを思い出します。

酸味は有るものの、飲みやすさを売りにする訳には・・・。

一方、先日発表された、バリューボルドーなるリーズナブルなボルドーワインを100本選出というイベントのなかでは、取り上げられている赤ワインのほとんどがメルローの割合が多いワインでした。

味わいの点では、カベルネ主体より酸味、渋みが抑えられていて、コクを感じる点で飲みやすさが出てきます。

うーん、 なにか私がワインに関わった当初の印象と違うのですね。

普遍的なイメージは必要ないのかもしれません。それが、時代の流れなのか、単なる偶然なのか。

今回の破格赤ワインセットの味わいはそう考えると、一昔前の味わい?なんて表現が当てはまる時がくるかも・・・。

破格赤ワインセット 30分で完売!

いや、ホントすぐに売り切れました。

ワイン愛好者は多いこと、その方々がより、求め安い金額でのワインを欲していることが よーく判りました。

さて、今回の赤ワイン6本で、送料・税込みで¥2,800です。

単純に考えても、¥450円を切っています。

なぜこんな価格で出来るかはさておき、実際注文いただいた方からも、「飲めるワインなの?」という質問がきておりました。

慌てて注文した人は、私が書いた簡単なワインのコメントなど、見てなかったかもしれませんが、今回のコメント、売る側のコメントではありませんな。確かに・・・

「調理用に使って」 「軽すぎ」 「カクテルに使って」などなど。

この評価額およびコメントは、「他社の希望小売価格を厳しい味覚試飲で見直した価格の超お買得セットです。」と前置きの有るとおり、弊社主力商品の価格および品質で比べた場合のものです。

希望小売価格では、高すぎると感じるワインも、評価額で考えれば、それなりにフランス、イタリアワインの上品さがでているなと感じていただけるものです。

飲めないワインなど販売しません。その点はご安心を。

ただ、全てのワインが弊社主力商品より高い希望小売価格であった点に対する一種の問いかけの場です。そう、捉えていただければ幸いです。

弊社ワインの愛好者であれば、このワインの価格は有る程度納得がいくはずです。

まだ、弊社の主力ボルドーワインを召し上がってない方は、ぜひとも、試してください。

この価格設定を、コメントを、理解できるはずです。

と、いうか、早くそんな方々が沢山になることを、期待しております!

高級ワインを賢くリーズナブルに飲んでやろう!?2

前回の1からの続きです

さて、そんな高額のワインディナーに申し込むのはお金がたくさん有る人がすればいいのです。

申し込まずにそのワインを飲むのにはどうするか。

ここからが本題ですね。

事前にワインディナーを行う店をチェックしておきましょう。

自分が気になるレストラン、ワインがあれば、まずは、日程の確認です。

当日のイベントが貸切なのか、そうでないのか、貸切の場合は翌日の自分のスケジュールを確認です。

提供されるワインの種類が多いかどうかも要チェックです。5種類 6種類と多ければ多いほど良いと思います。

日程とそのラインナップがポイントなのです。それは何故か。

こういったイベント、完全な飲み放題ではありませんが、それに近いものがあるのです。

金額が高額であればなおさらです。

つまり、主催する側のレストランでは、十分な量を確保しています。

飲み進むにつれてアルコールも廻っていきますので、 通常 最後のワイン直前までは、ゲストの方の飲む量が減ってきます。

たいてい最後のワインは、一番良いもの(高額なもの)が出てきますから、 これは皆さん必死に飲みます。そのため、前半セーブする人も多い位です。

一方、レストラン側としては、準備として、最初の方のワインの本数が多く、最後のワインの方が本数が少なくなります。

これは、先ほどの、ゲストの飲む量の関係、ワインの価格の関係です。

さらに、もうひとつの要因、前回 紹介した気遣いです。

高級ワインなど多くは、香り、味わいも、開かせるために、抜栓の時間に注意を払います。

そのワインが、造り手のこだわりによって、飲む前3時間前以上の抜栓を要するものであればチャンス拡大です!

つまり、ワインディナーが始まる前に、予想してワインを開けておかなければならないのです。

飲み進みの状況で判断できずに、有る程度多めに開けざるをえないのです。

一番美味しい、高額なワインを飲んだ後に、前座的なワインを好んで飲む人がいるでしょうか。

前座といってもそのワインも高級なんですが・・・

ここに、ワインが余る関係が出来上がっているのです。

よって、最高級ではありませんが、高級ワインは比較的残ることになります。

この高級ワインを狙うのです。

店側としても、残っているワインを販売しなければと考えます。

開いているワインならば、飲まなければ、売り切らなければ、劣化していくだけです。

多くは、そのイベントが終わったあと販売されることになります。たいてい午後7時から9時位が開催時間でしょうからその後に食事をしている状態がベストですね。

店側は、とにかく売りたいのです。

「実はこのワイン、先ほどまで・・・・ 。非常に高額なワインでグラスなどで提供できないのですが、本日特別に・・・」なんて言葉でオススメしてもらえるのです。

値段の基準は最初はボトル1本の価格から割り出すはずですが、1/5や1/6なんて、そのままでは高すぎます。

まさに店側の決断の時です!

原価に近い価格を設定して売り込むのです。

ですから、金額も比較的手が届く範囲での設定になりやすいのです。

(当時1本5万円するワインを、グラス3000円台で出した記憶があります!)

常連であったりすれば、無料で飲むことが出来るかもです!試し飲みとか。

イベントが貸切であれば、次の日のランチやディナーが狙い目です。

ランチは競争率が下がります。昼間からワインを飲んでいるゲストには、必ず紹介があるはずです。

オススメとかされなかったら、逆に聞いてみるのも手ですよ!

聞き方としては、「ワインディナーのワインって美味しいの?」など。

こう、聞かれると、お勧めしたくなるものです。

ただし、全ての前提は、残っていることですので・・・・

一方、レストラン側にも、メリットがあります。高級ワインの味わいを知ってもらえるのです。必ず後に繋がってきます。

(そう、信じたいのが本音です。)

抜栓後、十分に時間を経た状態のワイン、グラスもそれ様に整えたものを用意され、素晴らしいワインになっています。

もしかしたら、レストランで、普通に注文して飲むより良い状態かもしれません。

しかも、生産者のお墨付き!(私は一種類に最低一本は、生産者にホストテイスティングをしてもらってましたので)

そんなワイン体験をすれば、その店のワイン愛好者となること間違いありませんから。

いかがでしょう。

ご紹介した事例は、必ずしも全てのレストランにあてはまるわけではありませんので、あしからず。

とはいえ、ワインもレストランも、味わってこそ、その本来の姿がわかるわけです。

価格が自分の価値判断とあっているかどうかで、そのレストラン、そのワインを判断するきっかけになります。

機会があれば、試してみてください。ただ、有る程度の出費と情報収集の時間はかかりますよ!

高級ワインを賢くリーズナブルに飲んでやろう!?1

高級ワイン、なかなか私のような庶民にとっては手が届かないものです。

でも、一旦その味わいを知ってしまうと、また飲んでみたいし、その他の高級ワインも飲んでみたくなるものです。

そんな、ワインをリーズナブルに飲む方法があるのです!? なおかつ、素敵にですよ。

例えば、ワインショップなどで、試飲会なぞ称して、有料・無料で有名ワインを 飲ませてくれる場もあります。

私もよく行きました!東京都内で、や○や さん、エ○テカ さんとか。 確かに、ワインは美味しい。でも、何か違うんです!

立ち飲みだったり、順番どおりに飲まなくちゃならなかったり、偉大なワインに あわせるのが、バケットや軽いチーズだったりと。

ホント、勉強や味を少し確認するためのものでしかないんです。 決して素敵にかつお得に飲んでいる感じじゃありません。

では、その素敵な方法とは。

その前に 高級レストランなど、特にワインに力を入れたレストラン・飲食店 で、ワインディナーなるものが開かれているのをご存知でしょうか。

時には、生産者が来日してその店舗に訪れ、ゲストと共にワインと料理を 楽しむ、そんな素晴らしい機会があります。メーカーズディナーと呼ばれたりもします。 私もかつては、レストラン勤務時代そんなディナーを準備・企画する側として参加してきました。

ある時は特に高級でドン・ペリニョン エノテーク の 1973! 1985! を含めたヴィンテージ違い  (その時は醸造責任者のリシャール・ジェフロワ氏がいらしてましたっけ)

またある時は、イタリアのバルバレスコを世界的に有名にしたアンジェロ・ガヤ氏とのディナーなど、とても自分個人では参加できない高額設定のもの。

もちろんワインは金額に見合った、ワイン愛好者なら一度は試してみたいものばかりです。

最高級ワインを、多くの種類を一度に味わえる醍醐味、さらに有名生産者と一緒。 考え方によっては、リーズナブルな訳です。

一方、準備する方としては、非常に気を使います。有名ワインをその生産者の前で、 ゲストに提供する訳ですから、グラスの形状の選択、提供順序、提供温度、抜栓時間などを事前に確認したものです。

生産者にとって、独特のこだわりにも気をつけたものです。(例えば、イタリア高級スパークリング、白、赤の生産者 Ca del Bosco のマウリッツオ・ザネッラ氏など、 自分所のスパークリングを飲むにはフルートグラスではなく、通常の白グラスで飲んで欲しい など)

最高のものを、最高の状態で召し上がってもらうための準備にぬかりはありません! と、格好つけるものの、「自分達の造ったワインは美味しい、 提供の仕方が悪いから反応が悪いんだ」など、言われりなどしたらたまりませんからね。

今となっては非常に貴重な経験でした。

でも、テイスティングは出来ましたけど、料理と共にゆっくりと味わいたかった、その上で そのワインの素晴らしさを堪能したかったというのが本音です。

さて、上記の気を使う点に、実は高級ワインをリーズナブルに飲んでやろう!のヒントが隠されてます。

ここから、本題に入ります。と、行きたいのですが、相変わらず文章が長いので、続きは次回へ!

3日前ワインのブラインド・テイスティング!

その昔、ソムリエ仲間でブラインド・ティスティングをしたことがあります。

ソムリエが2人、シニア・ソムリエが2人、計4人で。 このほかにも確かソムリエ資格保持者がいたはずですので、当時のそのレストランは なかなかだったと思うのですが・・・

なにをしたかというと、1人が、ワインを選び、そのワインについてコメントするという単純なもの。 とはいえ、私以外の3人は、仲も良くこういった余興めいたトレーニング などを行っていたのでしょう。手馴れた感じが見えました。

こちらは初めての参加でした。

大げさなものではなく、出されたグラスの中のワインに向き合い順番にコメントを発していくだけ。 ワインの銘柄やブドウを当てることが目的ではありませんでした。

通常こういう場合、どうしても、最初の人間のコメントに引きずられてしまいます。 そこは、ソムリエという変なプライドを持った人種。出来るだけ人と違ったことを語ろうとします。

そのため、各々がしっかりとワインに集中していきます。 密室で、3人もの人間が、何も言葉を発さず、ワインに集中している様はきっと、異様な光景でしょう。

私の感じとしては (色が濃い、香りも強く、蒸れた様な感じ、味わいは・・・ 果実味が濃縮した感のあるワイン。余韻も長め。 品質はいいはずなんだけど、何か素直に好きになれない感じだなぁ)

 などと、思いながらコメントの順番がまわってきました。

「・・・品質の良いワインだが、酸味の部分が切れが無く、本来の状態ではないはず・・・。」

なんて、述べたような気がします。

種明かしは、なんと3日(位)前に抜栓したイタリア産の赤ワインでした。

上のようなコメントを発したことで何とか面目を保てた訳ですが、頭には、 そのようなワインが出てくるとは思ってませんから、「ヤラレタ」感がいっぱいでした。

ただ、この経験は、非常に貴重なものでした。今となっては懐かしいですね。

3、4日前に抜栓した赤ワインを飲む度に、酸味の切れ味の無さを感じると この話を思い出します。

甘く切ない貴腐ワイン・デザートワイン

一昨日の木曜日は、フランス食品振興会主催の 「フランス産食品・飲料展示商談会」に出展してまいりました。

朝の10時からのスタンバイを経て、午後より大試食試飲会の始まりです。

レストラン様、小売店様、プレスの方々など500名ぐらいの来場と 賑わいをみせてました。

弊社道上ワインのブースも、頑張ってまいりました。

弊社ブース一番人気?は シャトー・ペイブランという極甘口の貴腐ワイン。 ボルドーのカディヤック産で 1998年 のものです。

なぜ、人気か。あまり、この手のワイン、試飲なぞできませんから・・・

さて、貴腐ワインという言葉自体は意外と知られてますよね。 マスメディアで、アイスワインと共に珍しさから取り上げられたりする機会 も多いからでしょう。

知ってはいるけど、飲んだことがないという方もいらっしゃると思います。 ぜひ、試してください。そして、好きになって下さい。

モデルの 押○も○ さんも コメントに  「こんなに美味しい飲み物が世の中にあったんだ!」と素晴らしい賛辞を出してます。

でも、レストランで、または、家庭で貴腐ワイン、デザートワインの需要はまだまだです。 グラスワインとして販売してるところも少ないですし・・・・

でも、「このままではまずい」らしいです。 飲んでない、つまりは、そのカテゴリー、文化がなくなる恐れが有るのです。 貴腐ワイン生産自体、貴腐菌が付かないなどのリスクを伴い、かつ一粒一粒手摘みという生産に手間がかかる  ため、高いコストゆえの高額のワインが多いです。 このワインが売れなかったら・・・・

フランスの貴腐ワインを作っているシャトーなどは、生産の中心に貴腐ワインがあります。 つまり、貴腐ワインが飲まれなくなれば、そのシャトーの経営が成り立たなくなってくるのです。

一方、他国イタリアなどでは、甘口のデザートワインを中心に生産しているところは少なく、 赤・白など一般的なワインを中心にして、かつデザートワインがあることが多いです。デザートワイン、貴腐ワインが消えてなくなることは無いでしょう。しかし、造り手、および そのワインの数が減れば、より高額になっていくことは明らかです。おいそれと貴腐ワインを口に出来なくなってしまうのではないでしょうか。

貴腐ワイン・デザートワインの普及ひいては食後酒の文化の広がりにはまだまだ時間がかかりそうです。 高級チョコレートの文化がすこしづつ広がりを見せ始めている日本です。 3つ星レストランが数多く存在する日本です。 デザートワインの流行があったって、いいんじゃないでしょうか!

どうぞ、レストランや小売店の方々、デザートワインを飲み易い環境を作っていきましょう!

貴腐ワインとは
貴腐菌とも呼ばれるボトリティス・シネレア菌が果皮を突き破り、果実の水分を蒸発させます。 このため果肉は糖分と果汁、アロマが凝縮され、できあがるワインは濃厚な甘味をもつ味わいで 魅力的な風味を放ちます。

サン・テミリオン グラン・クリュ 垂直試飲 近ヴィンテージ!

先日、レストランではない場所で、素敵なフランス料理を頂きました。

料理研究家とでも呼ぶのでしょうか、フランス料理を教える先生のところで、美味しく堪能した次第です。

そこで、あわせたのはもちろん弊社取り扱いワインの数々。

シャンパーニュから始まり、ブルゴーニュ産プイィ・フィッセ 畑違い 2本 そして、赤ワインはボルドー サン・テミリオン シャトー・クーテ 07,06,05と02です。

贅沢なラインナップでした。

堪能と書きましたが、それはお客様のお話。

先生が料理担当、私めがワインサービス担当となり、料理も食べ進めながら、他3名の ワインの進み具合で注いだり、他のワイン開けたり、テイスティングコメント考えたりと、結構 気が抜けません。

かつ、お客様のお話を伺いながらですので、なかなか気分良くワインを味わっているわけにも いかないんです。

しかも、お客様は、皆人生の先輩方ばかり。話題も豊富でいらっしゃる。海外の話が出たと思えば なつかしの映画の話、一転現在の政治の話と、2,30代での酒宴ではありえない話題ばかりでした。

きわめつけは、オペラが趣味?の方による迫力有る歌声の披露まで、中身の濃い、食事会でした。

さて、本題のワインですが、まずは、クーテです。(他は次回以降で紹介したいと思います。)

ご存知、このシャトー、サンテミリオンでの格付けを得ていた名のある所です。サン・テミリオングラン・クリュ! しかも、有機栽培なぞいう言葉が出てくる前から、約400年間オーガニックでいるそうです。

由緒正しい歴史有るシャトーのワインを、飲んでコメントなんておこがましい気がするのですが・・・

うーん、味わいの特徴は、やはり、ヴィンテージごとに異なりましたね。

07 は 華やかでフルーティな香りが強く、味わいはコクがやや優しく感じます 06 は チョコレートやシナモンの香りが取れ、余韻にスパイシーさが残ります。 05 は 非常に豊かな濃厚な香り ブラックチェリー・ココア・リキュール など、味わいも 果実味が濃いのですが、一方渋味成分によって口中の水分が奪われるドライさです。

一方、02は時間を経た分、バランスの面において、秀逸に感じました。香りの中に、ナッツのような熟成香、ブーケの複雑さも感じ取れ、味わいはなめらかで、果実味に旨みが見え隠れ、余韻にきれいな酸味が残る。雑味の少なさにオーガニックとはこういうものかと感じた覚えがあります。

もちろん、どのワインも素晴らしかったです。しかし、やはり、今思えば、02以外は、さらに美味しく飲める時期がまだ先にあるということ。また、02も、もっと美味しくなっていくはず。そんなこと、飲んで食べてるときは思いませんが・・・・開けてしまったら、「美味しく飲む」それに限ります!

ワインをいつ、どんな風に、どんな味わいを求めて飲むかは、永久に尽きない疑問です。

注 垂直試飲とは年毎にさかのぼってワインをテイスティングすることです。

09ボルドー 世紀のヴィンテージ

ということなんだが、どうしたら良いものか。

トップシャトーを含む有名銘柄はどんどん高騰しているのに、さらに、高くなるんじゃないだろうか。ムートンなんて1本 10万円になるんじゃ・・・。

嗜好品、いや至高品 、芸術品ですね。

昔、90年後半のワインブーム前は 1本2万円台で買えたワイン達。

頑張ったご褒美として、一度は試してみたかったワイン達。

なんか、遥か遠い存在になってしまった気がする・・・・

ボルドーの良いところは沢山有るが、ブルゴーニュと比べて生産量が多いこと。だから、今までは、見かけることができた。でも、これからは、どうなることやら。

というのも、中国市場はワイン人気が上がっているとか。フランスまでもが、中国を意識してしまっているから、この先が怖い。他の生産者、他の地域が高騰の流れに便乗するようなことがなければよいのですが。こんな心配も、悲しい性でしょうか。

とはいえ、日本も一般愛好者のワイン市場はまだまだ元気。チリ産だったかな、ペットボトル入りの1本300円台のワインが良く売れた話も上がってます。

弊社もフランスの生産者と共にワイン愛好者の為に日夜頑張っております。

日々の生活に、ワインがある暮らしを目指しておりますよ。

そのためにも、良心的な生産者とひねくれ者の生産者に今こそ頑張ってもらいたいと思う今日この頃です。そうそう、もっとも、日本の一般のワイン愛好者の力も必要ですぞ。

なかなかヤルナ!ボルドー 辛口白ワインの実力。

ボルドーの白ワインは、甘口、辛口共通して、大方、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンから作られます。

ところで、ソーヴィニヨン・ブランを使ったワインが「猫のおしっこ」 などと表現されることもあるのをご存知でしょうか?

この表現よく言われるのは、ロワール地方のワインにたいしてなんだそうですが、 私個人の印象はボルドーの辛口ワインにその印象があります。

変な表現と思われますが、過去に 猫を同時期に3匹飼っていた自分には十分理解できる表現なんです。これが、欠陥品を表す表現でないところが不思議です。

若いワイン独特の風味、青臭さ、も私達日本人には少しとっつきづらい所があります。

そんな、ボルドーの辛口白ワイン、様々なタイプがあります。

カジュアルなタイプのアントル・ドゥ・メール地区 格付けもされ、熟成によってさらに華開くグラーヴ地区のワイン

前者は、ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな酸味と果実味を与える特性を 後者はセミヨンのコクを与え、熟成時に濃密な香りをもたらす特性を、 2つのブドウのブレンドや樽発酵によって活かした形でそれぞれのカテゴリーをつくってきました。 

その一方で、辛口嗜好の時代の流れによって、今では、シャトーワインをつくる生産者、赤専門のメドック地区や甘口専門のソーテルヌ地区も辛口のワインを作るようになって来ているのです。

その背景に有るのは、ブドウの潜在能力によるのではないでしょうか。

先にあげた、2つのブドウは、トップクラスのシャトーの甘口の貴腐ワインになれば40~50年熟成し、その偉大さ を発揮する力を持っています。

実は、その片鱗をみせつけられた思いをしました。

ヴィニョーブル・ラトゥース・キュヴェ・スペシャル L 1996年   AOCボルドー

蜂蜜のような豊かな香り、丸みを帯びた酸味と果実味、コクの調和が醸し出す余韻の長さに驚かされました。 辛口のカジュアルワインに分類されてしまう様な価格でした。 もちろん、格付けされているようなワインが、熟成でその存在感を示すことは当然です。

格付けどころか、取引価格では何倍も差が有るこのワインにおいても、14年における熟成の 風味を見事に表現しているのです。

メドックのシャトー・マルゴー、シャトー・ムートンロートシルト、ソーテルヌのシャトー・ディケムをはじめ トップシャトーの数々が辛口白ワインの可能性を、大きな将来性を見極めたのも頷けます。

シャトー・マルゴーにいたっては、1930年代から白ワインの生産を開始し、50年後の1980年に世に出した という徹底ぶりです。

こうした、品質向上への姿勢とトップシャトーならではの最新技術は、その地域全体を牽引して来たはずですし、 その地の全白ワイン生産者への刺激となっているのでしょう。

新しいボルドー辛口白ワインの将来が楽しみです。

ボルドーの熟成ワインって?

イギリス市場はボルドーの発展にとって無くてはならない存在でした。

そんな、イギリス人とフランス人にとって、ボルドーのワインは、捉え方が違うというのです。

とくに、熟成の面においてそれが顕著に表れます。

ボルドーワイン熟成の変化は、そのカベルネ・メルローというブドウの特性から、長い期間を経ていきます。 

その変化の様は奥深さをたずさえ、複雑さを、旨みを併せ持つ、得も言われぬ 飲み物への昇華です。

イギリス人にとっての味わいとは、この点を特に意識した芳醇で、透明感あるワインで、ワイン単体でその優雅さ「フィネス」を感じながら飲むとされています。(40~50年経たものなどでしょうか。)

一方、フランス人にとっての味わいは、料理のパートナーとして、果実味、タンニンなどがなくならない程度の味わい が好まれ、完全?な熟成をさせることが少ないようです。(10~30年くらいでしょうか。)

ワイン愛好者にとって熟成の極みは、是非体験して欲しいものです。

フランス人好みの熟成、イギリス人好みの熟成どちらも知った上で、ボルドーワインの古酒も楽しんでいただければ幸いです。  

ただ、イギリス人好みの熟成を追い求めると、味わい同様財布のボディもみるみる軽やかになっていきますのでご注意を。

赤ワイン AOCコート・ド・ブール  
CH.Tayac 1990 cuvee reservee
【香り】
  ドライフラワー カカオ、コーヒー など、かぐわしい香りが豊か
  徐々に土、腐葉土のような複雑な香りへ変化

【味わい】
  しなやかな口当たり  果実味と酸、渋みが心地よいコクをつくっている
  タンニンは落ち着きはじめている  バランスの良い味わい  フルボディの辛口

【オススメ料理】
  仔羊のトマト煮込み(デミグラスソースたっぷり)  
  牛ホホ肉の煮込みにベーコンを入れて
  ローストビーフにコクの有るソース   
  鹿肉や鴨肉などのローストなどにも

桜のそばの試飲会 シャンパーニュ・スパークリング

昨日は、フランスの生産者が来日しての試飲展示会に行ってまいりました!

シャンパーニュ及びスパークリングワインの試飲会です。

場所は品川高輪のザ・プリンスさくらタワー東京。さくらが名物のホテルです。

朝は、冷え込みましたが、午後は思ったより暖かで、会場へ向かう途中の車中から見える桜が、だいぶ花開いている様子でした。

会場のホテル、入り口周辺にはさくらの木々もあり、ほんのつかの間ですが、春 なんてものを感じました。

一転、会場へ入れば、仕事モードです。なにせ、弊社社長のお供ですから。

今回の出展者は10社です。数は多くないので、イケる!と思えば、商談ということも・・・。

各ブースには、フランス大使館関係の日本人がいますが、基本はフランスの生産者。

日本語では話してくれません・・・。

そこは、ボルドー在住でした弊社社長がコンタクトかつ訳して私へ説明という状況になりました。(一般的にありえないですよね。)

しかし、残念なことに、味わい的に、これぞ!といったものはありませんでした。

辛口すぎる、苦味がある、味わいがたりないといった状態ですね。

 ただ、シャンパーニュで、Hure Freres の98年のものは熟成の旨みが見えてなかなか良かったと思います。

もうひとつは、シャンパーニュ Bauget-JouetteのCuvee Jouetteが、味わい、バランスが良かったですね。

 変わったところでは、ラングドック・ルーションのリムーLimouxがありました。有機栽培のつくりで、独特の風味 が、余韻に残ります。

恐らくたいていの人は、難しいと思いますけど、どうなんでしょう。

 そうそう、さくらですが、会場も2階で、窓もあり、多分見えたはずなのですが、すっかり忘れてました。

 それだけ、ワインに集中してるってことです!

平日ランチのボトルワイン!

先日、ホテルのロビーダイニングで、ランチをしてきました。

あいにく、雨でしたが、少ない時間の中、雰囲気、料理を堪能してきました。

そこで、目に付いたのがカウンター席に無造作に置かれたワインボトル。

誰かが飲んだあとなのかもしれません。

うーん、羨ましいの一言に尽きます。

以前は、サービス業で平日休みが当たり前!

そんな自分にささやかなご褒美は、平日ランチのボトルワイン!

みんな慌しいランチを過ごす中、一組の輩がワインを注文、それもボトルで。

この時点で、レストランスタッフは、一目置いてくれるか、面倒くさがるか、どちらかですね。

ワイン好きのスタッフがいる所では必ず、覚えられますね。

時にはその後、食後酒のサービスが付いてきたりと、気遣いがアップすること間違い無しです。

とはいえ、土日・祝日では他の人も飲むのでオモシロさ、気遣いも半減ですよ。

あとは、場所の選択も大事です。

ホテルのダイニング、グランメゾンと呼ばれる高級レストランあたりなら間違いないです。

また、好奇の目で見られながら飲むワイン、なんか美味しく感じるのは気のせいでしょうか。

体のリズムのせいか、酔いの回りも早めで2人で一本開ける頃には、ほんのりと気分も良くなってます。

そうそう、これからの季節、陽光を感じながら、飲むワインは格別です。

平日休みの方、ぜひお試しあれ!

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