ノムリエの追言「カレーもワインも健康にいい!」
ノムリエの追言
「カレーもワインも健康にいい!」
先週のカレーの話ではカレーのルーに、にんにくや生姜を入れるという話をしました。 生姜は3ミリの厚さに切って3時間蒸し、天日干しを2日、陰干しでしたら1週間。
こうすると約十倍の効果がでます。 身体は暖まり風邪なんぞはすっ飛んでしまいます。 勿論これをカレーに入れるわけです。 効きますよ!
京都の仏教医学のマスター曰く、 人間の粘膜は広げると面積が約800m² になるそうです。 その80%が消化器系。 喉は一番大事な所だそうです。
風邪をひいたら酢に塩をスプーン2杯入れてよくかき混ぜたものでうがいをしてしてみて下さい。 2~3回うがいをしたら最後に普通のお水でうがいします。 喉の痛みは取れ風邪も治ります。
何故って?人間は酢と塩で出来ているからです。
これはコロナ予防にも効きます。
市販されているイソ何とかなどは喉にいる良い菌まで殺してしまうので止めた方が良いそうです。 「ではなく何故今そんな話を?」 ・・・・はいはい。
実は鬼の何とかで2ヶ月前に僕は風邪をひきました。 十数年ぶりの出来事です。
これもカレーを食べられなかったせいです!?
ちなみによくオードブルで作るのが、ゆで卵に蟹をつめてマヨネーズをかけたものです。 マヨネーズは市販されているものは気持ち悪くなるのでもっぱら手作りです。
卵の黄身2個にマスタード、塩・コショウを入れ、1年寝かせた エクストラ・バージン・オリーブ・オイルを少しづつ加えてかき混ぜていきます。
蟹に非常に合います。
水っぽく成らない様に作るコツは、先ず黄身の状態のままで泡だて器でかき混ぜる。
これらには シャンパーニュ・白・ロゼ・赤何でも合います。
我が家にはいつも生ハムがあります。
普段はハモン・イベリコ・べジョータ(スペイン産)ですが、 今我が家に有るのは ジャンボン・ドゥ・バイヨンヌ (フランスのピレネ山脈に程近いバスク地方産)です。 あっさりしています。
ハモン・イベリコ・ベジョータはスペインのジブラルター海峡から 西北に数十キロほど行ったところのものが本物。
足のつめが黒く赤いラベルが貼ってあります。 パリーの三つ星レストランの殆どはこれです。 どんぐりだけを食べて育っていますから脂が美味しい。
生ハムは毎日食べないと少し硬くなります。
この硬い部分を細かくスライスしてサラダに入れますが、 カレーには大きめに切って食べる20分前にカレーに入れると うまく塩分が抜けて非常に美味しい!
最後に残った骨は捨てない!最高の出汁が取れます。
いずれにせよワイン無しでは成り立たない食事です。
【 道上 雄峰 】 幼年時代フランス・ボルドーで育つ。 当時日本のワインが余りにもコストパフォーマンスが悪く憤りを感じ、自身での輸入販売を開始。 |
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