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2024年10月度 頒布会レポート 3/3「シャトー・ルボスク2010年」

2024年10月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
シャトー・ルボスク2010年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、2023年8月以来の頒布会登場となる シャトー・ルボスク2010年のご紹介です。


シャトー・ルボスク 2010年

AOCメドック/クリュ・ブルジョワ
カベルネ・ソーヴィニョン:62% メルロー:26% カベルネ・フラン:7% プティヴェルド:5%

シャトー・ルボスク

シャトー名でもある、「ルボスク」とは「高い場所」という意味を持ち、
ジロンド川に面した左岸の丘の上、海抜25mの高さにシャトー・ルボスクは建っています。

太陽の光とともに川からの反射熱で葡萄は完熟し、
高い場所は水捌けに優れるため、ワイン用の葡萄を育てるうえで
最高の条件を兼ね備えているといえます。

造り手のジャン・ミッシェル・ラパリュが
「より身近に、美味しいワインを」を コンセプトに 誠心誠意作りあげた渾身の力作です!

外観

黒味の強い、凝縮感あるガーネット。
グラスとワインの接点を見ると、グラデーションはほとんど出ていません。

透明な層が分厚い事から、まだ若く、
それでいてアルコールがのったフルボディ・タイプである事が分かります。

香り

コルクを抜くと 生命力を感じさせる活き活きとした葡萄の香りに心地良い土の香り、
すこし焦がしたトーストのような香ばしい香りが広がります。

このトーストのような香りは、樽からのロースト香がワインに溶け込んだものです。
ワイン全体の香りにアクセントとふくらみを与えています。
この香りは栓を抜いてから20分から2時間ぐらいの間がもっとも強く出ます。

味わい

口当たりはなめらかでドライ。 はっきりとした質感をもっています。
酸味は大人しく、甘くない黒蜜のような苦味を伴ったコクが残ります。

口の中でワインを広げていくとタンニンはしっかりしており、
上顎のあたりで”ざらり”とした質感を感じます。
若干、喉に引っかかるようなクセがありますが、
「イガイガ」とか「ギシギシ」といったネガティブな印象ではなく、
心地良い個性として感じる事が出来ます。

余韻は長く、エスプレッソのような苦味が口の中に残ります。

料理

オススメしたい料理との組合せは、
このワイン特有のロースト香と、印象的な質感にあわせてガーリックトースト、
パルミジャーノ・レジャーノ、ミモレットなどのハードチーズを 厚めにスライスしたもの、
ハーブの香りをつけた鳥肉や豚肉のローストなどと 一緒に食べたくなる味わいです。

シャトールボスク 2010年


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2024年10月度 頒布会ワイン・レポート 2/3「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2020年」「シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2011年、2014年」

2024年10月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2020年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2011年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2020年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2011年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年
のご紹介です。



シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 2020年

ボルドーAOC
メルロー80% カベルネソーヴィニョン20%

ジョンカード黒ラベル

しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口
ブドウの糖度の高さを活かしたシャトーのワイン造りを表す1本

外観

エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。
グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。
透明感は少ない。

香り

開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。
華やかな果実香が心地良く広がります。

グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。
時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、
ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。

味わい

しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。
コク、酸味、渋み、バランスがしっかりと取れている。

タンニンはやや粗めですが、しなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける1本です。
若々しい果実味の後に、喉の奥でしっかりとした力強さを感じます。
後味もとても心地良く拡がり、ぎゅうっと凝縮したアロマが鼻腔へと軽やかに抜けていきます。
白ラベルとブドウの配合は同じですが、黒ラベルの方が重いです。


料理

濃縮した味わいのワインには、それに負けない濃厚な味わいの料理がお薦めです。
レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りトマトソースパスタ、
ビーフシチュー、 ペッパーステーキなどの牛肉料理も。

焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、スパイスを使ったコクのあるソースの料理、
スペアリブなどのグリル、仔羊など脂味が多い肉料理など最適です。
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル


シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2011年 ※リンク先は2014年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年

フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:50% カベルネ・ソーヴィニョン:50%

ジョンカード紅白

外観

ルビーからガーネットに変わる中間の色合い。
中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく見えません。
エッジ(縁)の部分には熟成を示すオレンジ色、 茶色が出るか出ないか微妙なところです。

色が変わり始めていますが、はっきりとしたグラデーションはまだ見られません。
粘性はしっかりと厚みのあるレッグス(グラスを傾けた時のワインの垂れ具合)がみられる事から、
アルコールが十分にのったフルボディである事が分かります。

香り

スミレの花、ブルーベリージャム、熟したプラム。
開栓直後からふくよかな果実の香りが前面に出ています。

グラスを回していくと、バラの花、ブラックペッパー、コーヒーキャンディー、ココア、バニラや土の香り・・・
熟成によってコンポートやローストシュガーのような甘い香りも出てきています。

時間を置くと、鉛筆のような炭素っぽいニュアンスを含んだ木の香り、インクのような香りも感じられます。
香りの要素は実に多彩で、それらが一つ一つの要素を構成しながら、
全体として大きな香りの塊となって複雑な印象を与えています。

味わい

しなやかな口当たりとしっかりしたボリューム感。
酸は大人しく、全体のバランスを引締めながらも果実味の中に熟成の旨みが見えてきています。
タンニンもなめらかに落ち着いており、ギスギスした感じはありません。。
こちらの紅白ラベルは抜栓して30~1時間程たってから飲むと更に美味しく、翌日の方が美味しいことも。

料理

合わせる料理のおすすめは、噛み応えのあるしっかりとした赤身の肉を濃い目の塩・胡椒で焼き上げたステーキ、
肉団子など、和風中華の濃い目のタレを使った料理、
少しくせのあるシェーブルタイプ(ヤギ乳)や、
ウォッシュタイプのチーズ、トマトソースにスパイス、ハーブを合わせた料理、焼き鳥(タレ)、豚の角煮。
濃い目の味付けの中に、ほんのりと甘味のある料理との相性は特におすすめです。

シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル


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2024年10月度 頒布会ワイン・レポート 1/3「シャトー・ラ・ジョンカード2018年」「シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年」

2024年10月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

10月の頒布会ワインは、こちらをお届けさせて頂いております。

頒布会お届けワイン 頒布会お届けワイン
極上 赤ワインセット
(月々10,000円)
特選 ワインセット
(月々7,500円)

【極上 赤ワインセット】
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2011年
シャトー・ルボスク2010年

【特選 ワインセット】
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2020年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年

をお届けさせて頂きました。

シャトー・ラ・ジョンカード2018年
は現在一般販売をしておりません。

今回頒布会会員様へ特別にお送りさせていただきました。

今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
のご紹介です。


シャトー・ラ・ジョンカード 2018年
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年

ボルドーAOC
メルロー20% / カベルネソーヴィニョン80%

シャトー・ラ・ジョンカード白ラベルシャトー・ラ・ジョンカード白ラベル

今回お届けしたジョンカード2018年はジョンカード白ラベルのラベル違い、
シャトー・ラ・ジョンカード オリジナルシャトーラベルとなります。

※こちらのオリジナルラベルは現在一般販売を行っておりません。

※以下は白ラベル2020年を基調としたレポートとなります。

外観

紫と黒をあわせたような色鮮やかなルビー色。
ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
エッジ(縁)の部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。

香り

ブラック・ベリー、カシス、キャンディー、ブルーベリーのコンポート。
赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。 果実の香りに混ざってピーマンやしし唐の香りも。
持続性はやや短いですがしっかりと強く香ります。

グラスを回すと、果実の香りから、スミレの花、
スパイスのブラックペッパーの香りへと変化します。香りからも飲みやすさが感じられます。

味わい

非常に若々しく、パンチのある味わい。
酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。 爽やかな果実味を感じます。

味わいの中心は、この果実味。そこに渋味が絶妙にあわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。

このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。
軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです、
そのバランスが最高に良いです。

余韻には果実味とほのか~なコクが心地よく残ります。
若々しさに溢れたミディアムボディの辛口。
今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも美味しく召し上がって頂けるワインです。

料理

比較的濃い目の味付けの料理との相性が良いです。
ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理,
ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、
ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、
ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの。
ソテーでも同様にハーブ、
スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。

シャトー・ラ・ジョンカード
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル



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2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 3/3「シャトー・ラ・ジョンカード2018年」「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年 375ml」「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年」

2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年 375ml
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年 375ml
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年
のご紹介です。


シャトー・ラ・ジョンカード 2018年

ボルドーAOC
メルロー20% / カベルネソーヴィニョン80%

シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル

今回お届けしたジョンカード2018年はジョンカード白ラベルのラベル違い、
シャトー・ラ・ジョンカード オリジナルシャトーラベルとなります。

※こちらのオリジナルラベルは現在一般販売を行っておりません。

何とこちらタリーズコーヒー プライムファイブ東急プラザ銀座店にて採用され8年目。
グラスでもボトルでもお楽しみいただくことができます!

今回頒布会極上赤ワインコースにてお届けさせて頂きましたのは2018年ヴィンテージ。

※以下は白ラベル2020年を基調としたレポートとなります。

外観

紫と黒をあわせたような色鮮やかなルビー色。
ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
エッジ(縁)の部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。

香り

ブラック・ベリー、カシス、キャンディー、ブルーベリーのコンポート。
赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。 果実の香りに混ざってピーマンやしし唐の香りも。
持続性はやや短いですがしっかりと強く香ります。

グラスを回すと、果実の香りから、スミレの花、
スパイスのブラックペッパーの香りへと変化します。香りからも飲みやすさが感じられます。

味わい

非常に若々しく、パンチのある味わい。
酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。 爽やかな果実味を感じます。

味わいの中心は、この果実味。そこに渋味が絶妙にあわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。

このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。
軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです、
そのバランスが最高に良いです。

余韻には果実味とほのか~なコクが心地よく残ります。
若々しさに溢れたミディアムボディの辛口。
今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも美味しく召し上がって頂けるワインです。

料理

比較的濃い目の味付けの料理との相性が良いです。
ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理,
ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、
ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、
ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの。
ソテーでも同様にハーブ、
スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。

シャトー・ラ・ジョンカード



シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年 375ml
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年

ボルドーAOC
メルロー80% カベルネソーヴィニョン20%



375mlのハーフボトルは非常に飲みやすいサイズ。
アウトドアでも大活躍しますし、一人で飲み切るのに丁度良いです。
ボトルもお洒落で格好良いです。

外観

エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。
グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。
透明感は少ない。

香り

開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。
華やかな果実香が心地良く広がります。

グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。
時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、
ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。

味わい

しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。
コク、酸味、渋み、バランスがしっかりと取れている。

タンニンはやや粗めですが、しなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける1本です。
若々しい果実味の後に、喉の奥でしっかりとした力強さを感じます。
後味もとても心地良く拡がり、ぎゅうっと凝縮したアロマが鼻腔へと軽やかに抜けていきます。
白ラベルとブドウの配合は同じですが、黒ラベルの方が重いです。


料理

濃縮した味わいのワインには、それに負けない濃厚な味わいの料理がお薦めです。
レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りトマトソースパスタ、
ビーフシチュー、 ペッパーステーキなどの牛肉料理も。

焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、スパイスを使ったコクのあるソースの料理、
スペアリブなどのグリル、仔羊など脂味が多い肉料理など最適です。
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル


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2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 2/3「ラーム・ドゥ・ローズ2019年 375ml」

2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
ラーム・ドゥ・ローズ2019年 375ml


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
ラーム・ドゥ・ローズ2019年 375ml
のご紹介です。


ロゼワイン2に対して強炭酸1で割って飲むのもオススメ◎
ラーム・ドゥ・ローズ2019年 375ml
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:40% カベルネ・ソーヴィニョン;30% カベルネフラン:30%
ラーム・ドゥ・ローズ 2019年 375ml

外観

赤味を帯びた鮮やかなピンク色。非常にクリアーで透明感があり、色彩が強い。
黒ぶどうから色合いと渋味、そして 果実味がしっかりと抽出されていると予想できます。

ラーム・ドゥ・ローズ 2019年

香り

最初は果実香がおとなしく、白ワインに近いフローラルな 香りがでています。
柑橘系のニュアンスを含んだ白い花の香り、そこから野菜のような少し青っぽい香り、
熟す前のトマト、青ピーマン、 パプリカ、アスパラガス・・・
濃い緑色をした野菜の香りが中核にあります。

時間が経過 するとさくらんぼ、ユスラウメのようなやや甘酸っぱい香りも出てきました。

味わい

暑い日にはきりっと冷やして。
爽快な果実味が心地よく、偉大なボルドーの赤ワインを生み出す
メルローやカベルネ・ソーヴィニョンから造られているとは到底思えない爽やかな辛口ロゼワインです。
酸味が全体を引き締め、洗練された飲みやすさがあります。

渋味は控え目でおとなしく、ロワールのロゼ・ダンジュのような
「ロゼは甘口」というイメージを引っくり返す非常にシャープな口当たりです。

ロゼ独特の粉っぽさというか、まとわりつくような質感がなく、
さらっとした中にしっかりとしたミネラルの存在感があり、絶妙のバランスを整えています。
ラーム・ドゥ・ローズの特徴はなんと言ってもこのミネラル感!

料理

ミネラルの塩味が料理との相性を高め、縁の下の力持ち的な役回りを上手に演じているのです。
ボルドーの白では合わせずらい、海老を使った料理や、中華料理全般、
炒め物など油をしっかり使う料理との相性は特にお薦めです。

口の中にとどめると、わずかに感じるピリピリとしたスパイシーな刺激が感じられます、
この刺激があるから肉料理にも合わせられます、塩味を利かせた肉料理にぴったりです。

ハムとチーズ、刻みキャベツたっぷりのトルティーヤやオープンサンド、
フィンガーフード、揚げ物、ブイヤベース、トマトソースの料理、
四川料理などなど、とにかく使い勝手いい万能なロゼワインです。





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2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 1/3「コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ 2019年」「コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年」

2024年9月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ 2019年
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

頒布会お届けワイン 頒布会お届けワイン
極上 赤ワインセット
(月々10,000円)
特選 ワインセット
(月々7,500円)

【極上 赤ワインセット】
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ2019年
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年

【特選 ワインセット】
ラーム・ドゥ・ローズ2019年 375ml(ロゼワイン)
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年(白ワイン)
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2016年 375ml
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2019年

をお届けさせて頂きました。

コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ2019年
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年
シャトー・ラ・ジョンカード2018年
は現在一般販売をしておりません。

今回頒布会会員様へ特別にお送りさせていただきました。

今週は、
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ2019年
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年
のご紹介です。


ローヌ地方を代表する生産者 M.シャプティエの赤ワイン
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ・ルージュ2019年
フランス国旗 AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ、シラー
コート・デュ・ローヌ ルージュ 2019年

香り

香りは強めでとても良い香りがあります。赤色フルーツの香りと胡椒の香りが結構強いです。
果実で言うとスミノミザクラの香りが一番強く、スパイスなら胡椒とカンゾウの香りが分かりやすいです。 

味わい

ボルドーワインに比べると、コート・デュ・ローヌのワインの方がアルコールが高いですが飲みやすいです。スパイスの香りと同じく、フルーツコンフィと胡椒の味が最高です。
一般的にコート・デュ・ローヌの赤ワインはグルナッシュが多く使われます。
このワインにはシラーが比較的多く使われていますので、
酸味が十分ありスパイスの味が強めに感じる事ができます。

より美味しく味わうには?

コート・デュ・ローヌの赤ワインはちょっと冷やして美味しくなります。
15~16度辺りが一番お薦めです。

料理

このワインは結構重いのでお肉と合います。
羊の背肉とか、鴨のランプが一番お薦めですが、この肉は日本では簡単に見つからないのでスパイス料理が良いと思います。例えば中国の辛い肉料理(鶏や牛肉)と凄く相性は良いです。
ワインの味わいにフルーツとスパイスがあるので良く合います。
後は、辛い食べ物もお薦めです。

コート・デュ・ローヌ

ローヌ地方を代表する生産者 M.シャプティエの白ワイン
コート・デュ・ローヌ M.シャプティエ 2019年
フランス国旗 AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ、クレレット、ブールブーラン
コート・デュ・ローヌ 2019年

香り

ワインを注いですぐに強くて良い香りがします。
白い花と青いリンゴ、エキゾチックなフルーツ、サンザシ(山査子)などの香りを感じる事ができます。 グラスを回すと香りはもっと強くなります。 

味わい

フレッシュな味わい、凄く飲みやすいワインです。
果実の香りと同じく、白い花やエキゾチックなフルーツの味を感じる事ができます。
酸味もありますが、強くはないのでバランスが良くとれています。余韻も長め。
グルナッシュ・ブランの油性があります。

より美味しく味わうには?

冷やすにしても10度位が一番美味しいと思います。
それ以下ですと香りや味がわかりづらくなってしまうと思います。

料理

食前酒として軽食を食べながら気軽に楽しむのもお薦め。
食事は鶏肉や豚肉などが合います。
味はしっかり強いのでクアトロフロマージュ(4種類のチーズのピザ)でも合います。

コート・デュ・ローヌ


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2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 3/3「シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年」「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年」

2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年
のご紹介です。


シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:50% カベルネ・ソーヴィニョン:50%

ジョンカード紅白

外観

ルビーからガーネットに変わる中間の色合い。
中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく見えません。
エッジ(縁)の部分には熟成を示すオレンジ色、 茶色が出るか出ないか微妙なところです。

色が変わり始めていますが、はっきりとしたグラデーションはまだ見られません。
粘性はしっかりと厚みのあるレッグス(グラスを傾けた時のワインの垂れ具合)がみられる事から、
アルコールが十分にのったフルボディである事が分かります。

香り

スミレの花、ブルーベリージャム、熟したプラム。
開栓直後からふくよかな果実の香りが前面に出ています。

グラスを回していくと、バラの花、ブラックペッパー、コーヒーキャンディー、ココア、バニラや土の香り・・・
熟成によってコンポートやローストシュガーのような甘い香りも出てきています。

時間を置くと、鉛筆のような炭素っぽいニュアンスを含んだ木の香り、インクのような香りも感じられます。
香りの要素は実に多彩で、それらが一つ一つの要素を構成しながら、
全体として大きな香りの塊となって複雑な印象を与えています。

味わい

しなやかな口当たりとしっかりしたボリューム感。
酸は大人しく、全体のバランスを引締めながらも果実味の中に熟成の旨みが見えてきています。
タンニンもなめらかに落ち着いており、ギスギスした感じはありません。。
こちらの紅白ラベルは抜栓して30~1時間程たってから飲むと更に美味しく、翌日の方が美味しいことも。

料理

合わせる料理のおすすめは、噛み応えのあるしっかりとした赤身の肉を濃い目の塩・胡椒で焼き上げたステーキ、
肉団子など、和風中華の濃い目のタレを使った料理、
少しくせのあるシェーブルタイプ(ヤギ乳)や、
ウォッシュタイプのチーズ、トマトソースにスパイス、ハーブを合わせた料理、焼き鳥(タレ)、豚の角煮。
濃い目の味付けの中に、ほんのりと甘味のある料理との相性は特におすすめです。

シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%

お召し上がりの1~2時間位前に開栓しておくと香りが開き、
コクの風味にまろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。
濃縮されたコクのあるしっかりした味わいだから抜栓して翌日飲んだ方が美味しいくらいです。
翌々日でも美味しいでしょう。

非常にバランスの取れた品のある味わい深い葡萄酒です。
しっかりした料理と合わせて、ゆっくりと時間をかけて味わいの変化をお楽しみください。


成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」
エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質

外観

凝縮した濃いルビー色。茶色い光沢もあります。
中心からエッジまで黒味が強く、グラスの向こう側は全く見えません。
エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。
グラデーションはほとんど出ておらず、強い味わいであることが予想されます。

香り

最初からボリューム感に溢れた力強い香りがとれます。
葡萄がより完熟した事を示す、リキュールのような濃い香り。
カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。

グラスを廻していくと、スミレの香り、後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。


味わい

しっかりと、ふくよかな口当たり。 果実味のコクと渋味成分があわさり、
酸味は目立たないが、味の張りを調えています。

渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、
歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。
この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。

また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。
栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、味わいには何とも言えない甘みが感じられ、
より複雑味が出てきます。

料理

お肉の赤身、脂身、塩・胡椒の味付けに非常に良く合います。
それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。

この濃厚なワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。 チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。
特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル


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2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3「シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年」「ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年」

2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 2/3
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年
のご紹介です。


シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年

ボルドーAOC
メルロー20% / カベルネソーヴィニョン80%

シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル

軽やかで飲みやすい中にもしっかりとした渋みもあります。
どなたにでも好まれる大人気赤ワイン。

外観

紫と黒をあわせたような色鮮やかなルビー色。
ほんのりとグラデーション色の変化を感じます。
グラデーションがでてきているというのはワインの凝縮度感は強すぎではないということです。
エッジ(縁)の部分は、紫やピンクが見えます。中心部は黒味が強いです。

香り

ブラック・ベリー、カシス、キャンディー、ブルーベリーのコンポート。
赤い果実、ラズベリーやスグリの香り。 果実の香りに混ざってピーマンやしし唐の香りも。
持続性はやや短いですがしっかりと強く香ります。

グラスを回すと、果実の香りから、スミレの花、
スパイスのブラックペッパーの香りへと変化します。香りからも飲みやすさが感じられます。

味わい

非常に若々しく、パンチのある味わい。
酸味と果実味を感じるはつらつとした口当たり。 爽やかな果実味を感じます。

味わいの中心は、この果実味。そこに渋味が絶妙にあわさってきています。
酸と果実味、渋味が全体の味わいを引き締めタイトなボディに感じます。

このタイプを飲むと、ボルドー赤ワインのエレガンスさを感じ取れます。
軽すぎず、重すぎず。柔らかく広がるのではなく、張り詰めている感じです、
そのバランスが最高に良いです。

余韻には果実味とほのか~なコクが心地よく残ります。
若々しさに溢れたミディアムボディの辛口。
今までボルドーワインを飲みつけていなかった方にも美味しく召し上がって頂けるワインです。

料理

比較的濃い目の味付けの料理との相性が良いです。
ハム、リエットなどの肉のオードブル、ピザ、グラタンなどのチーズを使った料理,
ミートソースパスタ、ベーコンやソーセージ入りのトマトソースパスタ、
ローストビーフ、ステーキなどのシンプルな牛肉料理、
ローストチキンならハーブ、スパイスを詰めたもの。
ソテーでも同様にハーブ、
スパイスを使ったソースと併せて トマトを使った洋風鍋もお薦めです。

シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル


ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年

ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年

AOCコート・デュ・ローヌ
グルナッシュ:80% シラー:15% サンソー:5%

こちらはロバート・パーカーによるパーカーポイント92点です!
またローヌ系のワインを得意とする元Wine AdvocateのJeb Dunnuckが立ち上げたJeb dunnuck.comでも90ポイントの評価を得ています。生産者は、伝統的なワイン造りを守りつつ、最新の技術も取り入れ今ではミシュラン3つ星レストランのワインリスト常連(パリのGUY SAVOY、パリのフォーシーズンズホテルのLE CINQ、サン=ボネ=ル=フォワのREGIS ET JACQUES MARCONなど)となり、様々なワインコンテストやワイン評論家より高い評価を受けています。

外観

深く濃い赤色。ルビーレッドとガーネットカラー。

香り

繊細なアロマの香り、バニラ、ラズベリー、ブラックベリー、プラム。
鼻腔をフレッシュな赤い果実の香りが抜ける。ダークチョコレート、胡椒。

味わい

しっかりとした骨格を持ち、しなやかでシルキーなタンニンとのバランスが良いワイン。
豊かな風味、素晴らしい仕上がりで、ドライな後味も秀逸。

料理

牛肉、子羊肉、鹿肉
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年


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2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 1/3「ラーム・ドゥ・ローズ2021年」「リザーブ・ドゥ・ピゼイ2020年」

頒布会 1/3

2024年8月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
ラーム・ドゥ・ローズ2021年
リザーブ・ドゥ・ピゼイ2020年


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

頒布会お届けワイン 頒布会お届けワイン
極上 赤ワインセット
(月々10,000円)
特選 ワインセット
(月々7,500円)

【極上 赤ワインセット】
ドメーヌ・ニコラ・ブァロン2017年
シャトー・ラ・ジョンカード紅白ラベル2014年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル2004年

【特選 ワインセット】
ラーム・ドゥ・ローズ2021年
シャトー・ラ・ジョンカード白ラベル2020年
リザーブ・ドゥ・ピゼイ2020年

をお届けさせて頂きました。

今週は、
ラーム・ドゥ・ローズ2021年
リザーブ・ドゥ・ピゼイ2020年
のご紹介です。


ロゼワイン2に対して強炭酸1で割って飲むのもこの夏オススメ◎
ラーム・ドゥ・ローズ 2021年
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:40% カベルネ・ソーヴィニョン;30% カベルネフラン:30%


ラーム・ドゥ・ローズ 2019年

外観

赤味を帯びた鮮やかなピンク色。非常にクリアーで透明感があり、色彩が強い。
黒ぶどうから色合いと渋味、そして 果実味がしっかりと抽出されていると予想できます。

ラーム・ドゥ・ローズ 2019年

香り

最初は果実香がおとなしく、白ワインに近いフローラルな 香りがでています。
柑橘系のニュアンスを含んだ白い花の香り、そこから野菜のような少し青っぽい香り、
熟す前のトマト、青ピーマン、 パプリカ、アスパラガス・・・
濃い緑色をした野菜の香りが中核にあります。

時間が経過 するとさくらんぼ、ゆすら梅のようなやや甘酸っぱい香りも出てきました。

味わい

暑い日にはきりっと冷やして。
爽快な果実味が心地よく、偉大なボルドーの赤ワインを生み出す
メルローやカベルネ・ソーヴィニョンから造られているとは到底思えない爽やかな辛口ロゼワインです。
酸味が全体を引き締め、洗練された飲みやすさがあります。

渋味は控え目でおとなしく、ロワールのロゼ・ダンジュのような
「ロゼは甘口」というイメージを引っくり返す非常にシャープな口当たりです。

ロゼ独特の粉っぽさというか、まとわりつくような質感がなく、
さらっとした中にしっかりとしたミネラルの存在感があり、絶妙のバランスを整えています。
ラーム・ドゥ・ローズの特徴はなんと言ってもこのミネラル感!

料理

ミネラルの塩味が料理との相性を高め、縁の下の力持ち的な役回りを上手に演じているのです。
ボルドーの白では合わせずらい、海老を使った料理や、中華料理全般、
炒め物など油をしっかり使う料理との相性は特にお薦めです。

口の中にとどめると、わずかに感じるピリピリとしたスパイシーな刺激が感じられます、
この刺激があるから肉料理にも合わせられます、塩味を利かせた肉料理にぴったりです。

ハムとチーズ、刻みキャベツたっぷりのトルティーヤやオープンサンド、
フィンガーフード、揚げ物、ブイヤベース、トマトソースの料理、
四川料理などなど、とにかく使い勝手いい万能なロゼワインです。


ラーム・ドゥ・ローズ 2019年



リザーブ ドゥ ピゼイ 2020年
フランス国旗 AOPコトー・ブルギニョン
ガメイ:100%

リザーブ ドゥ ピゼイ2020年

生産者のシャトー・ピゼイはボジョレーでも最大のブドウ栽培地の1つです。
COTEAUX BOURGUIGNONS(コトー・ブルギニョン)は、ブルゴーニュ地域のワインの素晴らしさを表現するものとしてより柔軟でポジティブな位置付けのワインとして誕生しました。
このワインはピノ・ノワールの子孫にあたるブドウ品種ガメイの単一品種によって生産されています。

外観

光沢があるやや明るめの紫色。

香り

カシス、黒い果実、スミレ、スパイス、
イチゴやラズベリーのようなベリー系の香りの他、複雑なニュアンス。

味わい

軽めで飲みやすく 丸みと繊細さがある。
豊かな酸味、穏やかなタンニン、ガメイ種の特徴がしっかりと詰まった味わい。

料理

白身の魚や牛肉(赤ワインをたっぷり使い煮込んだブルゴーニュ風)、
ハムのテリーヌ、豚のリエット

リザーブ・ドゥ・ピゼイ


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2024年7月度頒布会ワインレポート3/3 「Bag In Box ヴィュ・シャトー・ラモット2021年」

2024年7月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
Bag In Box ヴィュ・シャトー・ラモット2021年 3リットル


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週は、
Bag In Box ヴィュ・シャトー・ラモット2021年 3リットル のご紹介です。


Bag In Box ヴィュ・シャトー・ラモット2021年 3リットル
ボルドーAOC
ソーヴィニョン・ブラン:60% セミヨン:40%


ラモット2017年

外観

わずかに緑色を帯びた淡い黄色。澄んだ透明感があります。
色の濃さがない事から、樽で風味をつけたものでない事、 また長い熟成を経たワインでない事が分かります。
白ワインは、熟成していくと黄色味が濃くなり、最終的に茶褐色へと変化していきます。
このワインは若くて、 ストレートな果実味が特徴である事が色からもわかります。

香り

香りは最初スマートでやや控えめな印象を受けますが、グラスを回していくと、
ハーブ、ライム、レモンと爽やかな柑橘系の香りが広がります。若くて力強い香りです。
このハーブのような香り、少し燻したようなスパイシーな香りは、
ソーヴィニヨン・ブランという品種の特徴的な香りでもあります。

味わい

すっきりとした口当たり。ライトミディアムボディの辛口。
しっかりとした酸味に果実味、 そしてコクが続き、味わいを構成している。
ミネラル分の苦みもほのかに感じる.
余韻は心地よい苦み、塩味、コクがバランスよく残り、切れ味がよい

料理

6~9度前後にしっかりと冷やして休日のランチなど、
安らぎのひと時に陽射しと 共に召し上がるのも爽快さを満喫でき、お薦めです。

焼き白身魚、オリーブオイルやレモンライムと魚介系のオードブル全般、
白身魚のカルパッチョシーフードパスタ、エビ、カニなどの料理、グラタン、
焼き鳥 塩 爽やかな飲み口にコクを感じさせるのこのワインは料理を選びません。
軽やかな味わいの食事との相性は抜群ですし、
コクのある料理に対するアクセントとしても、その魅力をお楽しみいただけます。




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