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シャトー・ピュイ・ランドリー 2001年

ミシェル・ロラン氏がコンサルタントをしたワイン。

シャトー・ピュイ・ランドリー 2001年

価格:

5,600円 (税込)

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【内容量】 750ml


コート・ド・カスティヨンのワインは深い色合いで、強いアロマです。イチゴやキイチゴなどの赤い果実や、プラムやチェリーなどの果実の要素が感じられます。ヴィンテージによりアロマは多様で、干プラムや皮革などの香りも感じられます。味わいは率直で、丸く、優しくて力強く、硬いけれども繊細なタンニンにより舌触りが豊かで、心地よい余韻へとつながります。 豊かでしっかりとしていて、凝縮して、偉大なフィネスのあるワインで、若いうちでもとても楽しめますが、熟成に耐える力にも優れています。 メルロが主体で、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュします。



コート・ド・カスティヨン



コート・ド・カスティヨンは、サンテミリオンの南東に広がる一帯で、このAOCは赤ワインのみです。ワインは豊満で、コクとまろやかさがあります。

コート・ド・カスティヨンの土地は、ぶどう栽培には第一級の場所です。丘陵の斜面と台地に広がる畑は、粘土石灰質と軟質砂岩(砂屑が石灰質で固められた砂岩)の土壌で、ワインは凝縮して力強くなります。 斜面の下部と川に近い沖積土の段丘では、泥土と砂の含有量が多く、砂礫も含まれています。

この土壌から生まれるワインは、なめらかで魅力的でアルコールのしっかりしたワインです。

ソムリエによるワンポイント
外観 黒味を帯びたガーネット透明感もあまりありません。 黒味がかったガーネットややグラデーションの幅が大きい。 透明感とエッジの部分に赤・朱色・茶色
香り 八角、丁子などの甘・苦いスパイスの強い香り ラズベリーのリキュール スミレのドライフラワー 熟成のブーケ
味わい なめらかな口当たり 酸味が穏やかです。果実味、コク、渋味がバランスよい。 質感のなめらかさのなかで果実味の甘さ旨さを感じます。

特にお薦めしたい料理はこちら!
これだけ キレイな優等生的な熟成であれば、 魚料理にもあわせ易いです。 白身魚や豚肉のソテーに トマトやドライトマトなどを使ったソースなどピッタリです。

コメント(動画)でも述べましたが、きれいな熟成感。 メルロー種によるものです。 実は、メルローというブドウは、ボルドーの中でも、比較的新しいブドウ品種。 歴史的記録では、18世紀後半には、サンテミリオンなどの内陸部でメルロー種が使われていたようです。その後、現在では、この地を含め、ボルドー全体でも、メルローの栽培比率が多くなっています。(高級ワインのメドック地区周辺を除きます。)

ボディもコクはあるものの、柔らかなタイプに仕上がるので 今回のような、バランスのいい熟成になったと思います。 柔らかいといっても、それは、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べてのこと。カベルネ・ソーヴィニヨンが主体ですと、10年程度でこのなめらかさ、に熟成するのは難しい。もっと時間がかかります。

そうそう、そのメルローで、世界をあっといわせたワインが お隣のサンテミリオンやポムロールから続出しました。 ポムロールのシャトー・ペトリュス 、シャトー・ル・パン、 サンテミリオンのシャトー・ヴァランドロー。 今では、5桁(けた)、6桁の高額ワインです。 このためか、メルローのブームが起き、世界でメルロー100%のワインが増えていきました。

とはいえ、この地は、その気候や土壌(どじょう)からメルローとともに歩みを進めてきた。シャトー・ピュイ・ランドリーの造り手は、畑の土や環境への敬意を払い、自然なワインを目指しているといいます。 造りこんだメルローではなく、自然体のメルローの熟成を感じたのは、偶然ではないと思います。 そんな、土地にも、血なまぐさい歴史が。 矢が降り注ぐ、砲弾(ほうだん)が炸裂(さくれつ)する。 馬の下敷きになる者、手斧(ておの)を振りかざす者、怒号(どごう)と悲鳴、爆音と金属のぶつかり合う音が辺り一面に響き渡る。 甲冑(かっちゅう)をつけた兵士達の壮烈(そうれつ)な戦い。 イギリスとフランスとで行なわれた100年戦争<1337-1453>。 まさに、戦場となった地。

「カスティヨン=ラ=バタイユ(Castillon-la-Bataille)」【バタイユ(仏語で 戦いの意)】 その地を、中心にしたワイン産地、 コート・ド・カスティヨン。 イギリス人には、イングランド軍の指揮官であるジョン・タルボットが敗れた地といえばわかるようですが。 我々、日本人には今ひとつ。<当時日本は、室町時代。銀閣寺で有名な足利義政将軍の時代です。> ワイン好きにはボルドー銘壌地 サンテミリオンの隣といった方が判りやすいです。 そんな歴史的な地域(?)は、ワインの歴史にも、登場。 ボルドーの最も古いぶどう畑の一つとしてその名を残しています。

そう、カスティヨンのブドウ畑は歴史を見てきた。 近現代でも、フランスワインにとって、イギリスは欠かせません。 100年戦争当時 イギリス領だったボルドー。イギリスとフランスの狭間で、揺れ動いた激動の地。 ワインで暮らす人々は、ワインを、ブドウ畑を守るため、必至に生き抜いた。 その人たちの、思いが、土地とブドウに受け継がれて、今の目の前のワインがある。 そんなことに思いを巡らせながら、ワインを飲んでみる・・・。 深いです!

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