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あぁ、シャンパーニュを凍らせる勇気がない!

シャンパーニュ、ビールの注ぎ方がおいしい!?

 

シャンパーニュはビールのようにグラスを傾けて注いだ方が泡が長持ちするという研究結果を、ランス大のジェラール・リジェ・ベレール教授が発表した。研究グループは、グラスを立てた状態で上からシャンパーニュを注ぐ方法と、グラスを傾けて縁から注ぎ入れる方法で、炭酸ガスの減り方を調査した。この結果、傾けて注ぐ方がシャンパーニュに優しく、炭酸ガスを約2倍保つことが分かった。

また、4~12度の低い温度にすることで、泡立ちが長持ちすることもわかった。リジェ・ベレール教授は「シャンパン 泡の科学」(白水社)で、シャンパーニュの泡の秘密を解明した科学者。研究結果は「ジャーナル・オブ・アグリカルチュラル・アンド・フード・ケミストリー」誌に掲載された。

ソムリエがシャンパーニュをサービスする際は、テーブルに置いたグラスに片手で注ぐのが標準となっている。長年の習慣で、客もそれがスマートととらえている。ただ、少し離れた距離でグラスの上から注ぐと、泡立ちは激しくなる。斜めにしてゆっくりと注いだ方が、気泡のなめらかさを壊さないのは確かだ。

2010年8月19日 読売新聞)

うーん、最初この記事の見出しを見た時、ビールの3度注ぎのことかと思いましたよ。

何のことはない、要は静かに注げ!ということなんだそうですが。誰でもわかっていたことだと思います。

それよりも、温度はどうしたものか。4度から12度とありますが、この季節の室温 27~28℃では、グラスに注いだ瞬間から温度があがっていきますね。

まぁレストランならもう少し、温度設定が低いでしょうけど。

いつぞやのパーティで、スパークリングワインを冷凍庫に入れて、半凍りで出すように、お願いされたことがありました。

実際は、凍らせる温度設定と時間の細かい指示をいただけなかったので、開けたら、にょろにょろと 蛇花火みたいにムースがあふれ出てきたのを覚えています。これ使ってシャンパン・ファイト面白そうですね。夏場限定ですね。

主催者としては、シャーベット状になったスパークリングワインを楽しんでもらいたかったのでしょう。

そういう気持ち、よくわかります。

うーん、こんな実験するより、シャンパーニュは、何度で、凍るか、シャーベット状になるかの実験をしてほしいですね!自宅で自分のシャンパーニュで実験する勇気、余裕そんなものとうてい持ち得ないでしょうから。シャンパーニュの新しい楽しみ方が増えるのでは?

え、誰かもうやってます?

こんなこと書くとシャンパーニュの造り手から怒られるのかな?

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