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2013年6月度頒布会 3/3 「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年」




6月度 頒布会ワイン・レポート 3/3
「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、
テイスティングで紹介していきます。

今週はブドウの出来が良い年にしか造られない特別なワイン、
シャトー・ラ・ジョンカード 赤ラベル 1998年
をご紹介いたします。

頒布会6月 シャトー・ラ・ジョンカード 赤ラベル 1998年


ソムリエによる
テイスティング動画はこちら



Chateau La Joncarde Red Label 1998
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年

外観
濃く、美しいガーネット色。
中心の色合いは赤黒く、グラスの向こう側はまったく見えません。
粘性からエキス分の凝縮した、
どっしりとしたフルボディーである事が分かります。
エッジにはっきりとしたグラデーションはまだ見られず、
黒ラベルよりも、色合いの変化は少ないです。
10年以上経って、このポテンシャルの高さは「さすが!」の一言。


香り
開栓後すぐはスパイスとインクのような香りがありますが、
それほど強い香りではなく、柔らかい果実や花の香りはあまり感じられません。
まさにワインが閉じている(香りが立っていない)状態です。
レストランなどではデキャンタージュをして酸化を促し、
一気にワインを開かせる(香りを立たせる)場合もありますが、
ご家庭でゆっくりワインを楽しまれる場合は、
是非ワインの緩やかな変化もお楽しみいただければと思います。

グラスを廻していくと、強いバラの花の香り、徐々に果実の香りも表れてきました。
ダークチェリーの熟した香り。そこにカシスリキュールのような、
凝縮した甘いニュアンスも加わります。

さらに時間を置くと、杉の木の香り、
複雑なドライフラワーの香りへと変化していきます。
ほんの少し、湿った土のような香りもあります。

味わい

口当たりはなめらか。ふくよかでとろりとした、オイリーな質感を持っています。
口に含むと全体が膜で覆われるような、肉厚な存在感があります。

酸味がキレイに口の中で広がっていく。
果実味とコクと渋味成分が三位一体となって合わさり、
渋味成分のタンニンは、熟成によって細かくなってきています。

甘い香りが出ているにもかかわらず、前半は、果実の甘味をほとんど感じない、
舌が乾くようなドライな印象を受けます。
香りと味わいのギャップがかなり大きいです。

時間の経過とともに、果実の甘味と、旨味がでてきて心地よい風味が続きます。
厚みと深みをうかがわせる余韻も力強く、質の高いワインであることがわかります。
後半は果実の甘さと旨さが、味わいの中心になっています。
ミネラルの苦味もアクセントになっている。
不思議な重厚感をもったワインと言えます。

あわせる料理ですが、脂がのったリブロースやサーロイン、
肉の脂の旨味に合わせるのに、ぴったりの味わいです。
そのほかカルボナーラのように、ソースにチーズの風味を加えたもの、
煮込み料理、レバー料理など、すこし濃い目の料理にも。
フォアグラや、ホルモン、鶉(うずら)など、素材に、存在感ある肉料理とあいます。



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