2015年11月度 頒布会レポート 1/3 「 シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年 」& 「シャトー・ラ・ジョンカード・ユニコーン・プレスティージュ2000年」

11月度 頒布会ワイン・レポート 1/3
「 シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年 」
「シャトー・ラ・ジョンカード・ユニコーン・プレスティージュ2000年」

MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今月は、
■「 シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年 【木箱入り】」

■「シャトー・ラ・ジョンカード・ユニコーン・プレスティージュ2000年」

の2本に加え、
頒布会入会1年未満の方には、
■「シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 2004年」

頒布会入会1年以上継続頂いている方には、
■「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル 1993年 【木箱入り】」

をお届けさせて頂きました。

頒布会11月 お届けワイン

今週はその中から、
「ジョンカード赤ラベル1998年」と「ジョンカード・ユニコーン・プレスティージュ2000年」の
テイスティングレポートをお届けいたします。



「 【木箱入り】シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル 1998年 」

「シャトー・ラ・ジョンカード・ユニコーン・プレスティージュ2000年


※こちら中身は赤ラベル2000年と同じです。ラベルが違うだけです。

ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネフラン:5%

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル


【外観】
つややかでハリのある外観、中心は赤と黒を3:7で混ぜ合わせたような濃い色合い

透明感はなくグラスの向こう側はまったく見えません

中心からエッジにかけて、赤の割合がだんだんと強くなり、最終的にはこげ茶色へときれいなグラデーションを形成しています。

このこげ茶色がレンガ色になり、やがてオレンジがかってくると、良い熟成を経た、古さの証しです。


【香り】
コルクを開けてすぐは香りが閉じています。
黒こしょうとすみれの花の香り。
複雑な香りはあまり感じられず、若干インパクトが弱いと感じさせます。

グラスを回していくと徐々に木樽の香りが目立ちはじめ、更に30分から1時間程置いておくと杉の香り、バラのドライフラワーのような香りが豊かに感じられます。

赤ラベルに共通して感じられるべっこう飴のような独特の甘い香りは強く感じられません。


【味わい】
口当たりはなめらか。タンニンがきめ細かく溶け込んでいます。

味の特徴はコクのある酸味。程よくフルーティーさを残しながらもフレッシュな酸味とは違う、 梅干のような熟成感をもった酸味です。

アルコールがしっかり乗ったパワフルな感じを受けますが、それがこの酸味と合わさって違和感なく喉まですっと入ってくる。

後味に苦味がほどよく存在感を主張して心地良いバランスが取れています。

口に含んでから飲み込むまでが流れるようにスムーズで余韻は7秒。 果実感はなかなか強く感じるのですが、熟成の甘味をあまり感じません。


【料理】
まさにペッパーステーキが食べたくなる味です。

牛肉の赤身の旨味、脂に感じる甘味、肉と合わせるならやっぱりボルドーだと強く思わせる味わいです。

スペアリブや子羊など脂の乗った肉料理との相性は最高です。 また梅肉ソースを使った豚肉料理や鳥肉の香草グリルなど、

臭みを消してさっぱりと食べられる料理にも合わせられます。

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