2018年3月度 頒布会ワイン・レポート 2/2 「シャトー・ラモット・ベレール 2014年」&「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2012年」



3月度 頒布会ワイン・レポート 2/2
「シャトー・ラモット・ベレール 2014年」
「シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2012年」


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は
特選 ワインセットの中から

シャトー・ラモット・ベレール 2014年 (赤ワイン)
シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2012年 (赤ワイン)

のテイスティングレポートをお届けいたします。



シャトー・ラモット・ベレール 2014年
フランス国旗 ベルジュラックAOC
メルロー:70% カベルネソーヴィニョン: 15% カベルネ・フラン:10% マルベック: 5%


シャトー・ラモット・ベレール 2014年

濃厚な色合いで熟したフルーツの香りの中から時間の経過と共にチョコレート香が強烈に立ち上るワイン。

味わいも重厚感があり十分なタンニンを持ち、バニラやスパイスのノーズが タンニンと調和したバランスの非常に良いワインです。

冷やして、開栓後30分程経ってからお飲みになると良いかと思います。 



シャトー・ラ・ジョンカード黒ラベル2012年 (赤ワイン)
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー80%、カベルネ・ソーヴィニョン20%


ジョンカード黒ラベル 2012年

お召し上がりの15分~30分前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、更に深い味わいお楽しみいただけます。

【外観】
エッジ(縁)に紫色を強く残す、赤と黒が混ざった色合い。

グラスの向こう側が透けて見えないぐらい濃く、凝縮感をもっている。

透明感は少ない。

【香り】
開栓後すぐにスミレの花、カシスの香り。華やかな果実香が心地良く広がります。

グラスを回していくと、だんだんと黒胡椒のようなスパイシーな香りが立ってきます。

時間を置くと更に、プラムのようなよく熟した甘い香り、ビターチョコレートのようなほろ苦くも香ばしい香りが出てきます。

【味わい】
しなやかな口当たり。しっかりとしたフルボディの辛口。

コク、酸味、渋み、バランスがしっかりと取れている。

タンニンはやや粗めですが、しなやかにこなれた味わいを楽しんでいただける1本です。

若々しい果実味の後に、喉の奥でしっかりとした力強さを感じます。

後味もとても心地良く拡がり、 ぎゅうっと凝縮したアロマが鼻腔へと軽やかに抜けていきます。

【料理】
濃縮した味わいのワインには、それに負けない濃厚な味わいの料理がお薦めです。

レバーペーストのパテ、キノコやベーコン入りトマトソースパスタ、ビーフシチュー、
ペッパーステーキなどの牛肉料理も。

焼き鳥のササミ(塩・わさび)、豚肉料理、チーズ、 スパイスを使ったコクのあるソースの料理、スペアリブなどのグリル、仔羊など脂味が多い肉料理など最適です