2022年1月度 頒布会ワインレポート 2/2

2022年1月度 頒布会ワイン・レポート 2/2

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1996年マグナムボトル
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1995年マグナムボトル


MICHIGAMIワイン頒布会に加入して頂いているお客様へお届けするワインを、テイスティングで紹介していきます。

今週は
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1996年マグナムボトル
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1995年マグナムボトル
のテイスティングレポートをお届けします。


シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1999年

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル
フランス国旗 ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%

お召し上がりの1時間位前に開栓しておくと香りが開き、コクの風味にまろやかさが増し更に味わい深さをお楽しみいただけます。

濃縮されたコクのあるしっかりした味わいだから抜栓して翌日飲んだ方が美味しいくらいです。

翌々日でも美味しいでしょう。

非常にバランスの取れた品のある味わい深い葡萄酒です。

しっかりした料理と合わせて、ゆっくりと時間をかけて味わいの変化をお楽しみください。

成熟した赤ワインの旨みと華やかな果実感が同居するまさに「帝王!」

エールフランス航空ラウンジ取扱実績もある確かな品質

外観

凝縮した濃いルビー色。茶色い光沢もあります。

中心からエッジまで黒味が強く、グラスの向こう側は全く見えません。

エッジ(縁)の部分に、ピンク、赤色が見えます。

グラデーションはほとんど出ておらず、強い味わいであることが予想されます。

香り

最初からボリューム感に溢れた力強い香りがとれます。

葡萄がより完熟した事を示す、リキュールのような濃い香り。

カシスやブラック・ベリーの果実の香りです。

グラスを廻していくと、スミレの香り、後半ブラックペッパーのスパイスの香りも感じられます。

キノコの香りも感じられるのは15年以上のワインならでは。

味わい

しっかりと、ふくよかな口当たり。

果実味のコクと渋味成分があわさり、 酸味は目立たないが、味の張りを調えています。

渋味成分のタンニンが非常に豊かで、口に留めると、 歯茎を引き締める収斂性、痺れるような感覚があります。

この部分が余韻にも、スパイシーさとなって現われてきます。

また、舌にミネラルの苦味、鉄分と石灰系の苦味を感じます。

栓を開けてから1時間ほどで、カシスの果実香も強く出て、味わいには何とも言えない甘みが感じられ、 より複雑味が出てきます。

料理

お肉の赤身、脂身、塩・胡椒の味付けに非常に良く合います。

それらと混ざると口の中で何とも言えない甘さ・旨さを感じます。

この濃厚なワインは生ハム、カンパーニュ風塩漬け、赤ワイン煮込み、ブール地区の名物「ボルドー風ヤツメウナギ」に完璧に合うでしょう。

チーズならコンテのようなチーズが凄く合います。

特別なワインですからゆっくりと時間をかけて飲む事が一番です。

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル

シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1995年マグナムボトル
シャトー・ラ・ジョンカード赤ラベル1996年マグナムボトル





ボルドーAOC
メルロー:20% カベルネ・ソーヴィニョン:75% カベルネ・フラン:5%

【マグナムボトルについて】
フランスワインの標準的な、ボトルサイズは750mlであるのに対し、
マグナムサイズは2倍の1500mlの量が入っています。

ワインは、ボトルのまま寝かせておいても、どんどん熟成が進んで、美味しさや香りを変化させていきますが、マグナムボトルで寝かせておくと、このボトル内の熟成がさらに、美味しさをアップさせるといわれています。

この秘密は、マグナムボトルのややずんぐりとした(1500ml)形状にあります。

注ぎ口の大きさが、750mlの標準ボトルとあまり変わらないのに、 胴体部分がどっしりとして、注ぎ口部分の空気にワインが触れにくくなり、より安定した熟成作用をもたらします。

更に、量が多い為、一般の750mlよりも熟成が穏やかになり、 深みのある良質で飲み応えのあるワインに仕上がってきます。

外観

つややかでハリのある外観、中心は赤と黒を3:7で 混ぜ合わせたような濃い色合い。

透明感はなくグラスの向こう側はまったく見えません。

中心からエッジにかけて、赤の割合がだんだんと強くなり、 最終的にはこげ茶色へときれいなグラデーションを形成しています。

このこげ茶色がレンガ色になり、やがてオレンジがかってくると、良い熟成を経た、古さの証しです。


香り

コルクを開けてすぐは香りが閉じています。 黒こしょうとすみれの花の香り。

複雑な香りはあまり感じられず、若干インパクトが弱いと感じさせます。

グラスを回していくと徐々に木樽の香りが目立ちはじめ、 更に30分から1時間程置いておくと杉の香り、 バラのドライフラワーのような香りが豊かに感じられます。

味わい

口当たりはなめらか。タンニンがきめ細かく溶け込んでいます。

味の特徴はコクのある酸味。程よくフルーティーさを残しながらもフレッシュな酸味とは違う、梅干のような熟成感をもった酸味です。

アルコールがしっかり乗ったパワフルな感じを受けますが、それがこの酸味と合わさって違和感なく喉まですっと入ってくる。

後味に苦味がほどよく存在感を主張して心地良いバランスが取れています。

口に含んでから飲み込むまでが流れるようにスムーズで余韻は7秒。

他のヴィンテージと比べると果実感は一番強く感じるのですが、 熟成の甘味をあまり感じません。

液面には透明な層もしっかりと厚く、力強いアルコール感が予想できます。

より美味しく味わうには?

沈殿物を底にしずめるため、召し上がる1週間程度前からボトルを立てて置いて下さい。

さらに18-20度で召し上がって頂ければこのワインの持つ独特のコクがワイン通も唸らせることでしょう。

お召し上がりになる30分~1時間前に開栓しておくとコクの風味にまろやかさが増し、さらに深い味わいをお楽しみいただけるかと思います。

料理

ワインだけを飲んでいるとすこし飲み疲れしてまうかもしれません。

まさにペッパーステーキが食べたくなる味です。

牛肉の赤身の旨味、脂に感じる甘味、 肉と合わせるならやっぱりボルドーだと強く思わせる味わいです。

スペアリブや子羊など脂の乗った肉料理との相性は最高です。

また梅肉ソースを使った豚肉料理や鳥肉の香草グリルなど、 臭みを消してさっぱりと食べられる料理にも合わせられます。